こんにちは。
久しぶりに朗読会を聴いてきました。
第1部:「60歳の手紙」と、第2部:「向田邦子の世界」と題して朗読していました。
向田邦子さんの作品は、昭和の時代を暖かく思い出させてくれる作品が多いですよね。
たとえば、丸いちゃぶ台を囲んでの家族の団欒とか、今はあまり見られなくなった?頑固オヤジとか、なんだか懐かしい気持ちにさせてくれる描写が沢山出てきます。どの作品でも、登場人物が人間くさい。醜さ・ダメなところも、良さ・優しさも余すことなく書かれています。しかも、とても魅力的で生き生きとしているんですよね。向田さんが見た人間達は読み手にとってもいとおしい、まるで自分の身内や近しい人のように感じられます。
今年は「向田邦子さん生誕80周年記念」と言うことで、記念番組として「母の贈り物」などドラマ化や舞台化などされました。もう直ぐ師走、1年でもあわただしい時期になります。今よりはゆっくりとした時間が流れていた、昭和の時代を向田作品でじっくり体感するのも良いなと思いました。
さて、番組では学生時代に誰もが習ったことがある近代文学作品を、アブナイ読み方で解釈しよう!という本です。学生時代、国語が嫌いだった!という人にも興味が持てる本です。一部朗読で紹介していますので、聞いてくださいね。
小森陽一
1953年 東京生まれ。東京大学大学院総合文化研究科教養学部教授。日本近代文学を専攻。夏目漱石を始めとした近代文学の解釈の第一人者。
本のあらすじ
「国語の授業はなぜ眠かったのか?それは教師用指導書の「読み方」がつまらなかったからだ。」高校国語の教科書に載っている近代文学を、教材としてではなく、文学として読み解き、国語教育のあるべき姿を考え直そうとした一冊。もちろん読み物としても興味深い。近代文学は、実はとてもスリリングで刺激のある知的冒険なのだ!