だれかに話したくなる本の話

犯罪者にいじめ加害者…「悪者」を生み出すシステムとは?

犯罪者にいじめ加害者…「悪者」を生み出すシステムとは?(*画像はイメージです)

世の中どうもうまくいっていない。
コロナ禍への行政の対応もそうだし、私たちの社会の基盤だった民主主義や資本主義の負の側面も目立つようになってきた。ニュースを見ると、毎日のように殺人や虐待といった目をそむけたくなる事件が報道されている。

もちろん、いい方向に向かっていることもあるし、解決に近づいた問題もある。それらは悪いニュースに比べるとインパクトに欠けるため、あまり印象に残らないという側面もある。それでも、一つ問題解決したらもっと大きな問題が複数出てきて、全体として世の中はだんだん悪くなっているという認識は、現代を生きる人の中である程度共有されているのではないか。

悪者図鑑──なぜ、「悪者」はいなくならないのか

悪者図鑑──なぜ、「悪者」はいなくならないのか

いじめ、貧困、パワハラ、虐待、DV…
「僕は絶対に変える。このクソな世界を。」
虐待と貧困から生き残った社会起業家が魂を込めて書きあげた、
現代社会の根本問題=「悪者」の分析と、被害者をなくすための解決策のノート。
「この世界ではなぜ、全員が幸せになれないのか」と思う、すべての人に。