だれかに話したくなる本の話

仕事の成果がグンと上がる“ひとり会議法”って?

かなか年収が上がらない、仕事ができるようになっていると思えない…など仕事に関する悩みは尽きないもの。目の前にある仕事をこなすのに一生懸命になっていて、先の事を考えることができない人は多いのではないでしょうか。

 そんな方には、一週間のうち数時間、携帯電話の電源を切って、完璧にひとりになって考えることに没頭するという「ひとり作戦会議」をお勧めします。その時間で、「ビジネスで成果を上げる」ためのアイディアを考えるのです。
ここでは、『月収1850万円を稼いだ勉強法』(大坪勇二/著、祥伝社/刊)より、初心者でもできる「ひとり作戦会議」の作業を紹介します。

1:ダブルノート発想法
ノートからノートへの転記を行います。1冊は常に持ち歩きます。「ネタ帳」として、仕事の打ち合わせの時のメモ、ふと思い付いた時のアイディア、気になったことなどを書きとめておきます。ルールは、書きこみをした日付を6ケタの数字で記入することだけ。もう一冊はこれらを「清書」して書き写すためのノートです。思いついたアイディアを文章にできるように再考し、アイディアを厳選しながら整理することができます。

2:イベント復習法
 スケジュール帳を読み返しながら、過去1週間の行動を反すうし、目標を達成するうえで必要な行動を書き出します。思い返すことで、見落としていたことがないかを確認します。「こうした方がよいのではないか」という思いつきがあったらすぐに翌週の行動リストに書き加えましょう。その結果一見不利だった商談の状況が一変する、ということがあるはずです。

3:お題リーディング
 自分の抱えている課題に関連した本を読んで実行するためのお題(アイディア)がひらめいたら、それを別の紙に書きつけます。その紙にどんどん新しいアイディアを書いていくだけ。それを繰り返すことで、自分が今気になっている課題を解決するアイディアが湧いてきます。

 この「ひとり作戦会議」、週に1回行うことで、漠然とした迷いや不安が少なくなり、仕事の成果を生む行動に時間とエネルギーを費やせるようになります。
 大坪さんは、いわゆる接待営業をほとんどしたことがありません。9年間でたったの2回。それなのに累計で4億円稼いでいます。これは、ひとり作戦会議のおかげだと自己分析しています。
お勧めの会議開催場所は早朝のファミレス。適度な刺激があり、よいアイディアが浮かびやすいそう。

 たまの週末に、いつもより少し早起きしてゆっくり考える時間を作ってみませんか?
(新刊JP編集部 川口絵里子)