だれかに話したくなる本の話

茂木健一郎が絶賛した「幸せを感じる方法」―【書評】『「脳にいいこと」だけをやりなさい!』

地位、名誉、お金、充実した仕事、すべてを手に入れたと思われる人が必ずしも幸せを実感できるわけではない。逆に貧しくても幸福に生きる人がいたり、貧しいがゆえに不幸だとこぼす人もいたりする。

 幸せを測る尺度は人それぞれだというのはすでに広く知れわたった考えだが、どうすれば自分の尺度での幸せを得ることができるのか、ということは今まであまり語られてこなかった。

 本書は「自分にとっての幸せとは?」の問いに脳科学の観点から誠実に、真摯に答えている。脳の働かせ方を変えるだけで幸せになれる。いや、幸せを「感じる」ことができるようになるのだ。

 全米ベストセラー作家マーシー・シャイモフの著作である『Happy for No Reason』を、お馴染みの脳科学者・茂木健一郎氏が翻訳した本書は、誰もが定義できなかった「幸せとは?」の問いを、一歩先に進めたといえる。

 書籍の帯では茂木氏が「この本は「コペルニクス的転回」になるかもしれません!」と絶賛しており、それに呼応するように大きな反響を呼び続けている。人間に迷いがある限り、この本は大いに役立つのではないだろうか。
(新刊JPニュース編集部)

◆『「脳にいいこと」だけをやりなさい!―頭のいい人は「脳の使い方」がうまい!』
著者:マーシー・シャイモフ
翻訳者:茂木健一郎
出版社:三笠書房
定価(税込み):1470円
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