だれかに話したくなる本の話

洞爺湖サミット前に知っておきたい環境、ビジネスのこと

フトバンククリエイティブは6月30日に『グリーンIT コスト削減と温暖化対策を両立するIT効率化の戦略』『地球と一緒に頭も冷やせ! 温暖化問題を問い直す』の2冊の環境関連書籍を刊行する。『グリーンIT』の著者は栗原潔氏、定価は1700円+税。『地球と一緒に頭も冷やせ!』の著者はビョルン・ロンボルグ氏、翻訳者は山形浩生氏、定価は2000円+税。

 来月7日より3日にわたり北海道虻田郡洞爺湖町で開かれる第34回主要国首脳会議、通称「北海道洞爺湖サミット」。この会議で議論される主要テーマが地球温暖化やエネルギー問題といった「環境」だ。
 そんな洞爺湖サミットを間近に控えた6月末に、ソフトバンククリエイティブより2冊の環境関連書籍が刊行される。
 栗原潔氏著の『グリーンIT』では、二酸化炭素排出量削減を目指す社会にあって、むしろIT産業界は排出量が増える傾向にあることを指摘。そして、「グリーンIT」の全体像を概観しつつ、より実践的な議論としての「IT利用における環境対応」にフォーカスしている。
 もう1冊の『地球と一緒に頭も冷やせ!』では、デンマーク出身の研究者で『環境危機を煽ってはいけない』(文藝春秋)の著者であるビョルン・ロンボルグ氏が、ますます加速する環境問題に対する議論へ、疑問を呈している。
 「エコ」がヒートアップしているが、より冷静な議論をし、地球のこれからを考えるべきだとロンボルグ氏は語る。

 洞爺湖サミットの開催は間近だ。始まる前に読んで環境に対する意識を高めてから、サミットの経過を見守るのも良いだろう。