だれかに話したくなる本の話

女による女のための文芸賞「R-18文学賞」に窪美澄さんの「ミクマリ」が選ばれる

応募資格は女性限定、3人の女性作家が選考委員を務めるという、女による女のための文学賞、第8回「女による女のためのR−18文芸賞」(主催/新潮社)の受賞作が3日、発表となり、窪美澄(くぼ・みすみ)さんの「ミクマリ」が選ばれた。賞金は30万円。副賞として体脂肪計付ヘルスメーターが贈られる。

 受賞作となった「ミクマリ」について、選考委員の1人である山本文緒さんは、「冒頭からアニメのコスプレをした主婦とのセックスシーンがエロティック」だったと述べ、「軽いもの、ゆるいものが好まれるこの時代に、このような骨太な作品が世に出ることを私はとても嬉しく思います」と絶賛している。

 この「女による女のためのR−18文芸賞」は、「女性が読んでもナチュラルに感じられるエロティックな小説」を対象作品とした、女性のための文芸賞。
 選考委員は山本さんをはじめ、直木賞受賞作の『肩ごしの恋人』などで知られる唯川恵さん、『対岸の彼女』などを執筆している角田光代さんの3人となっている。
(新刊JPニュース編集部)