だれかに話したくなる本の話

世界を旅する作家の「忘れられない物語」 『せかいでいちばん美しいもの』刊行

A-Worksは7月21日に『せかいでいちばん美しいもの』を刊行する。著者は伊勢華子氏、定価1470円(税込み)。A5判ソフトカバー。

 ボスニアの難民キャンプやサハラ砂漠でのオアシスづくりなどをしながら世界をめぐってきた伊勢華子さん。本書は、そんな伊勢さんが旅をするうちに、見て、触れてきた「忘れられない美しい物語」を一冊に詰め込んだエッセイ集だ。
 13篇の物語がつづられる本書は、A-Worksの担当編集者と伊勢さんが出会ってから5年間の歳月を経て完成した、伊勢さんのこれまでの集大成であるという。
 装丁についても、工夫が凝らされている。デザインを手がけたA-Worksの大津佑子さんは「物語の凛とした雰囲気が伝わるようなデザインを意識しました。表紙の装画も、レンガの向こうに見える雪景色をのぞく女の子をメインにもってくることで、本の中身を除き見している感覚で、ワクワク感を抱いていただければ、と思います」とコメントしている。
 世界を巡ってきた著者が話す「せかいでいちばん美しいもの」とは。忙しい現代社会のオアシスとなるような一冊である。