だれかに話したくなる本の話

村上春樹氏の小説『ノルウェイの森』が映画化 2010年公開予定

スミック・エース エンタテイメント株式会社と株式会社フジテレビジョンは7月31日、村上春樹氏の小説『ノルウェイの森』の映画化を発表した。
 監督・脚本は『シクロ』『夏至』を手がけたベトナム出身のフランス人監督トラン・アン・ユン氏。キャストは未定。2009年2月にクランク・イン、2010年公開予定となっている。

 『ノルウェイの森』は、主人公の「僕」と女性たちとの出会いや交流を通して、喪失と再生を描いた恋愛小説。
 1987年に刊行されて以来、国内で上下巻合わせて400万部以上、文庫本を合わせると約890万部という発行部数を記録し、日本小説史上に残る名作となっている。また、世界36カ国でも翻訳・刊行されている。
 著者の村上氏は本作の映画化を断り続けてきたが、トラン監督との話し合いを通じて映画化を承諾したという。トラン監督は「映画化するための数多くの幅広い題材を内包している作品。私はこの作品を映画化したいと直感したことが、原作の素晴らしさと豊かさの正当な評価に繋がるであろうと信じている」とコメントを寄せている。