だれかに話したくなる本の話

日本で起りつつあるサブプライム危機 『日本版サブプライム危機』刊行

フトバンク クリエイティブ株式会社は7月18日、『日本版サブプライム危機 住宅ローン破綻から始まる「過重債務」』を刊行した。著者は石川和男氏、生駒雅氏、冨田清行氏。定価は767円(税込み)、新書判。

 2007年にアメリカを中心に世界を混乱に陥れたサブプライムローン問題。これと同様のことが現在、日本でも起りつつある。
 バブル経済崩壊後、景気対策として進められてきた住宅取得促進案によって、ローンの返済ができない人が急増しているというのだ。
 そんな日本の水面下で静かに進行しつつサブプライム問題の状況を克明に描いているのが本書だ。元経済官僚で消費者行政や規制行政の経験が深い石川和男氏、冨田清行氏と、元銀行マンで金融業界の裏事情を知りつくす生駒雅氏の3人の著者陣が、日本人に警告を促し、解決策を提言する。

 住宅ローンを組む際に本当に気をつけるべきことは何なのか。「ローンのためのローン」で多重責務者が急増しているという今日、ローン地獄に陥らないためにはどうすればいいのか。今、読んでおくべき一冊だ。