だれかに話したくなる本の話

本読んでるアピールがウザい“ファッション読書家”を黙らせる「一流の読書術」

「普段、どんな本を読んでるんですか?」

こんな質問を皮切りに始まる不毛な読書トークを耳にすることはないだろうか。
質問が漠然としすぎているため、聞かれた方はとりあえず好きなジャンルや作家の名前をあげると、

「へぇ~!じゃあアレも読みましたか? 僕は最近・・・」

と、“本読んでますアピール”が始まり、とりわけ興味のない本のあらすじや、どうでもいい解釈を聞かされることになる。

■ 話題性ばかり追いかけるファッション読書家

自分が本を読んでいることをアピールしたいだけの“ファッション読書家”は、本を読むこと自体が快感になっている節があり、本への投資額が高めで、速読を習得している人も多く存在する。

しかし彼らの興味は、読んだ本の冊数や、話題性の本かどうかばかりに向いており、「本を読んでどう思ったか」「その後、どんなアクションをとったか」という、本来の目的であるはずの自己成長に向くことは少ない。

また、マンガや週刊誌を読むことをどこか恥ずかしいと思う節があり、電車内や会社でそういった活字を読むことを避けようとする。

その一方、“デキる人”は、マンガだろうが、週刊誌だろうが、自分の興味や感性と合わないものも含めてなんでもよく読む。それが自分の視野を広げたり、新しい視点を手にすることに役立つことを知っているからだ。

また、「これはきちんと読む」と決めたものに関しては、速読など使わず何度も精読して完全に自分のものになるまで読み込む。

■本物の知識が身につく読書技術

「一流の読書」を身につける入門書として人気が高いのが、佐藤優氏の『読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門』だろう。

書影
[オーディオブック版]
読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門
著者:佐藤優
再生時間:6時間49分
オーディオブック配信サービス「FeBe」

佐藤氏は月間300冊以上の本に目を通すというが、そのなかでも熟読するのは月に4~5冊程度だという。佐藤氏の読書術として特徴的なのは、「この本はどう読むべきか」決めて向き合うということだ。

「熟読(読書ノートを作成して読む)」「普通の速読(30分~3時間での読書)」「超速読(5分程度での読書)」という3つの方法で、「どうしても読まなければならない本を絞り込む」のである。

特に重要なのは「熟読」で、「重要なことは、知識の断片ではなく、自分の中にある知識を用いて、現実の出来事を説明できるようになることだ。そうでなくては、本物の知識が身についたとは言えない」という。

佐藤氏の「熟読」は、基礎知識を踏まえた知識の応用や、発展的な話が中心だ。ある程度、基礎知識がある分野の本であれば、既知の情報も含まれるだろう。

知っているページについては「普通の速読」で読んで、新たに知る事項については、その部分だけ熟読すれば良い」としている。「速読」と「熟読」を組み合わせれば、より効率的な読書につながっていくのである。

こういったメリハリのある割り切った読書技術は、限られた時間を有効利用したいビジネスパーソンにとっては参考になるはずだ。

■ 本を仕事に役立てる活用ノウハウ

また、齋藤孝氏の『大人のための読書の全技術』も人気が高い。

書影
[オーディオブック版]
大人のための読書の全技術
著者:齋藤孝
再生時間:7時間19分
オーディオブック配信サービス「FeBe」

一冊の本をより精密に読み込み、実生活や仕事に応用できる「本の活用ノウハウ」としての読書術がまとめられている。

インターネットの普及により、現代社会には情報があふれている。しかし、“使える情報”の取捨選択や、実際に活用できる“生きた知識”を身につけるには、ベースとなる相応の知識が必要だ。齋藤氏は、情報社会である今だからこそ、しっかりと編集された「本」が重要だと説き、良質な情報を効率的に吸収し、自分のものにできるノウハウを本書で教えてくれる。

具体的な「本」を読むことのメリットの一例として、次のようなものを上げている。

読書を重ねることで、ボキャブラリィが増え咄嗟のコメント力が身につく
会議や上司との会話の中で、気の利いたコメントができることはビジネスパーソンに必要なスキルといえるだろう。

視野を広げる訓練で、意識を読み取る能力を磨く
自分の守備範囲外の情報にも触れることで、視野を広げたりあたらしい視点を手にすることができる。

本書の巻末には、齋藤孝氏が勧める50冊のリストも紹介されており、良書のブックガイドとしても役立つだろう。

■ オーディオブックで聴いてみよう!

今回取り上げた2冊は、「オーディオブック」でも聴くことができる。

「オーディオブック」とは、すなわち「耳で聴ける本」。 プロのナレーターが、本を丸ごと一冊読み上げて音声化することで、耳から本の内容を聴ける。PC、スマートフォンや、MP3プレイヤー、カーステレオなどに対応しており、通勤電車や、車の運転中、ジムでのランニング中など、耳の空いている時間は「読書時間」として活用できる。

日本最大のランナップを持つ「オーディオブック配信サービスFeBe(フィービー)」では、ビジネス、自己啓発、語学、文芸、落語など、様々なジャンルが用意されている。会員特典や、半額セールなどの開催もあり、本の定価よりも安く手に入るのも嬉しいポイントだ。気になるタイトルがあったらまずは試してみるといいだろう。

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この記事のライター

FeBe

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