だれかに話したくなる本の話

葛藤をリアルに描いた韓国発がん闘病マンガが日本でも書籍化

今や、日本人の2人に1人がかかる病気「がん」。私たちが生きていく上で避けて通ることができないこの病のことを、深く知ることはとても大事だろう。

2013年に韓国でウェブマンガとして発表され、2015年に日本上陸。2016年7月にKADOKAWA アスキー・メディアワークスから書籍として出版されたがん闘病マンガ『ガンカンジャ』(フツー著)。その最新刊となる3・4巻が10月28日に同時発売する。

著者のフツー氏は、多くの若いがん患者の支援に携わった経験を持っており、また実の父親を、8年間の闘病の末に胃がんで亡くしている。

その経験が色濃く反映された本書は、発表時からがん患者とその家族から大きな反響を呼んだ。

がん患者の不安や苦しみ、痛み、葛藤と、最後の時間を過ごす患者と家族、親しい人たちの絆がリアルに描かれている。

1、2巻を読んだ読者から「がん家系に生まれ、親族を見送った身には、悲しくてつらい。でも読んでしまう」「緩和ケア従事者だけど、患者さんの気持ちに寄り添えていないって思った。ごめんなさい」といったコメントが寄せられるなど、読み手に深い印象を残す本作。

多くの人に手にとってほしい作品だ。

(新刊JP編集部)

ガンカンジャ 3 奇跡のように帰ってきて

ガンカンジャ 3 奇跡のように帰ってきて

がん患者やその家族からも大きな反響を呼んだ作品

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