だれかに話したくなる本の話

“読書は手軽で効果的な自己投資である”―【書評】『お金を稼ぐ読書術』

今よりもっとお金を稼ぎたい」というのはこの不景気な時代に、多くの人が抱く切実な思いだろう。
 本書はそんな思いを実現するための「読書術」を提案した本だ。

 「読書は手軽で効果的な自己投資である」という言葉はよく耳にするが、著者である午堂登紀雄氏はこの言葉を実感としてかみしめているという。読書のおかげで、投資で資産3億円を築き、独立企業を果たし、出版までも実現したのが午堂氏自身だからだ。

 では、お金を稼ぐ読書術とはどういうものか?

 読書でお金を稼ぐには、本のインプットとアウトプットのやり方が重要になる。

 インプットの方法にはいくつかある。

・必ず「著者プロフィール」「まえがき」「あとがき」を読んでから本文に入る。
・著者が何で成功し、何で収入を得ているかに注目する。
・本の内容を自分の価値観で判断するのではなく、そのまま受け入れた上で、本の情報をもとに自分ならどう、行動するか考える。
・視野が狭くならないように同じテーマについて書いてある立場の異なる著者の本を読む。


 そしてアウトプットの方法は、キーワードを書き出す。本の内容を友人や会社の同僚に話などがあげられる。目的意識をしっかり持ち、アウトプットをすることによって、読書する意味がさらに膨らむのだ。

 これらの本書で紹介している読書術は決して難しいことではなく、すぐにでも実践できる内容だ。午堂氏は、読書の目的は「もっとお金を稼げる人になるため」と明確に定義をしている。
 目的意識をしっかり持った読書は、おのずと自分に活きてくるのではないだろうか。
新刊JPニュース編集部)

『お金を稼ぐ読書術』
著者:午堂登紀雄
出版社:ビジネス社
定価(税込み):1365円
発売中