だれかに話したくなる本の話

【「本が好き!」レビュー】『戦争絶滅へ、人間復活へ―九三歳・ジャーナリストの発言』むの たけじ 著

提供: 本が好き!
『戦争絶滅へ、人間復活へ―九三歳・ジャーナリストの発言』むの たけじ 著

(この記事は、書評でつながる読書コミュニティ「本が好き!」レビュアーのNaruki.Kさんによる書評です。
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どうして戦争はいけないのか。 戦場に出た者が絶対に語らないこと、語れないことが、ここにある。 そして、人が人であるために、というところへ、つながっていく。

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『戦争絶滅へ、人間復活へ―九三歳・ジャーナリストの発言』

戦争絶滅へ、人間復活へ―九三歳・ジャーナリストの発言

敗戦の日に戦争責任をとる形で朝日新聞社を去った著者は、いま、その選択を悔いる。残って「本当の戦争」を伝え直すべきだった、と。週刊新聞『たいまつ』休刊から三十年、その深い思索と熱い主張の到達点とは―。従軍記者体験をふまえ、憲法九条のもう一つの意味、社会主義挫折への見方、そして未来を照らす希望の在りかを語る。