だれかに話したくなる本の話

人生をいい方向に切り開く直感力の鍛え方

理屈で考えるとおかしいのに、不思議と「これが正解だ」と確信を持てて、やってみたらうまくいった。

大なり小なりこんな経験をしたことがある人は多いはず。直感というのは、ここぞという時、案外無視できないものです。『成功する人が磨き上げている超直感力』はこの直感の力を発揮した生き方を提唱する一冊。

でも、直感とは一体どのようなもので、どうやって磨いていけばいいのでしょうか。今回は著者の八木龍平さんにお聞きしました。何となく人生がうまくいっていない人、行き詰まりを感じている人にとってヒントとなりうるインタビュー後編です。

(インタビュー前編を読む)

■直感力を磨きたければ神社に行くべし 

――直感力を磨くためのキーワードとなっているのが「自分の声に従うこと」です。これは簡単そうで難しい…。

八木:そんなに難しいことではないですよ。たった一つ、あることをするだけです。

――あることというのは?

八木:単純なことです。日常生活で「いいな」と思った瞬間にスマートフォンで写真を撮るだけでいい。いい景色だとか、盛り付けが美しい食事だとか、何でもいいので「これはいいな」という時に写真を撮ってみると、自分の声がわかるようになってきます。「これはいいな」がまさに自分の声ななんです。

――心が動いた瞬間と対象を記録しておくわけですね。

八木:そうです。心が動いた瞬間に「私は心が動いたんだ」と確認してあげることで、だんだん自分の声が明確になってくると思います。

――先ほどのお話にもありましたが、新しいことにチャレンジできる人は30歳を過ぎても直感力が衰えない、とありました。この「新しいこと」に条件はありますか?

八木:いや、基本的にはどんなことでもいいです。もし条件をつけるなら「自分で意欲を持てる」ということですね。いくら新しいことにチャレンジすることが大事だといっても、義務感でやるべきではないので、本当に自分がやってみたいことにチャレンジしてみていただきたいです。

――本書でいう「超直感力」はどんな人にでも身に着けることができるものなのでしょうか。

八木:どんな人にも直感の力は備わっているものなので、あとはそれを発揮するだけです。本の中でそのためのいくつかのトレーニングを紹介していますが、どれも「本当の自分に気づく」といいますか、世間体や他人のことを気にせず、自分の本当の気持ちに気づくようになるためのものです。

これができるようになれば、直感はおのずと発揮されるものなので、ぜひ試してみていただきたいですね。

――直感力と神社の間にある密接な関係について教えていただきたいです。

八木:神社という場所は直感力を磨くのに最適な場所です。というのも神道や神社自体が直感を磨くための宗教であり場所だというところがあるんです。

神道には他の宗教とは違って教祖がいませんし、教典もありません。教義もない。つまりルールも教えも、指導者も存在しないわけです。だから、悩みがあったとして、その答えは誰が知っているのかといったら「あなたが知っているんですよ」ということになる。

ある意味すごく自由で、誰にでも開かれている。そして、人それぞれの自由な感性を発揮できるようにする場所というのが神社なんです。伊勢神宮など神社はあちこちにありますが、そういう場所にいって、ここは気持ちがいいなとか、神聖な感覚ってこういうことなのかな、というのを感覚として味わうというのが大事で、そういう感覚的なことを磨くのに神社はすごくいい場所です。それがすなわち直感力を磨くことでもあるので。

――本書をどんな人に読んでほしいとお考えですか?

八木:この本をどういう形で手に取っていただけるかわかりませんが、誰にでも生きていれば大なり小なり悩みがあります。直感に従う生き方をすることで、そうした悩みから解放されて、より創造的な生き方をできるようになると考えています。

人生の行き詰まりのようなものを感じている人や、自分に新しい可能性を見出したい人はぜひ手に取っていただければと思います。きっと新鮮なインスピレーションの種になるんじゃないかと思います。

(新刊JP編集部)

(インタビュー前編を読む)

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