だれかに話したくなる本の話

スマホの中身も遺品 デジタル終活の心得とは?

『スマホの中身も「遺品」です』(古田雄介著、中央公論新社刊)

住所やクレジットカードの情報、交友関係と連絡の履歴、インターネットの閲覧履歴・・・。

スマホの中は個人情報でいっぱいだ。だからこそ、どんなに親しい友人や家族であっても、スマホには触らせない。

そんな大事なスマホだから、持ち主が亡くなった場合が大変だ。スマホの中に保存されている写真やメール、各種データ、自分のSNSのページなども「遺品」となるからである。スマホはデジタル遺品なのだ。

スマホの中身も「遺品」です-デジタル相続入門

スマホの中身も「遺品」です-デジタル相続入門

故人のスマホやパソコン、そしてインターネット上に遺される「デジタル遺品」。他人では詳細が把握しづらく、かつ金銭的な価値を持つものが増えたため、今や相続の場で問題化し始めている。

SNSにネット銀行、生体認証、サブスクリプションサービスの浸透を前に、私たちはどう対応し、準備すべきか?

契約者以外がログインすれば違法?

契約者が亡くなれば○○ペイの残高は消える?

そのスマホ、もはや放置は許されません!