だれかに話したくなる本の話

シスターの教え「あきらめよう、そうすれば幸せはきっと見つかる」

『あきらめよう、あきらめよう』(アスコム刊)

■「困難な時代」を生きる私たちへの渾身のメッセージ

いま、多くの人が、自分たちの未来について「不安」を持っています。
「自分や家族が、もし感染したらどうしよう」
「うちの会社は、これから大丈夫なのか」
「仕事が減ったが、暮らしていけるだろうか」
健康に関する不安、経済的な不安。自分自身、家族、会社、仲間、社会――あらゆる場面に不安が蔓延しています。

まさに「苦難の時代」なのでしょう。新型コロナウイルスが出現して以来、私たちの生活は激変しました。職場や学校に通う、買い物に行く、遊びに出かける……。そんな当たり前の行動がはばかられるようになり、自由が失われています。

あきらめよう、あきらめよう

あきらめよう、あきらめよう

あきらめよう――。そうすれば、どんな時も幸せは見つかる。この困難な時代をしなやかに生きるヒントをシスター鈴木秀子が語る。