新しい電子書籍の形として2010年7月に配信を開始したiPhoneアプリ「朗読少女」が、配信開始から半年にして50万ダウンロードを達成した。配信元となる株式会社オトバンクが発表した。
「朗読少女」は読書が好きな女子高生のキャラクター「乙葉しおり」(cv:ささきのぞみ)が文学の名作作品を朗読してくれる“朗読アプリ”。芥川龍之介の『羅生門』『蜜柑』、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』『やまなし』といった日本の名作文学から、『フランダースの犬』『マッチ売りの少女』といった海外の童話まで幅広い作品がリストに並ぶ。
今年に入り、『報道STATION』(テレビ朝日)や『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ)などテレビ番組が取り上げ、今、最も注目を集めている“電子書籍”といえる。
また、1月27日にはエンターブレインが主催する「えんため大賞」受賞作品である『わたしと男子と思春期妄想の彼女たち』『犬とハサミは使いよう』の各第1章を書籍化に先行する形で配信。こちらも話題となっている。
50万ダウンロードという1つの節目を迎えた「朗読少女」。気になる今後の展開について、配信元であるオトバンクは「他メディアとの連携やキャラクターの増加を通して、書籍や朗読の魅力を訴求していく」とした上で、今春に「乙葉しおり」以外の新しいキャラクターの追加を予定していることを明かした。
“音声”による読書は広まるか。今後も注目していきたい。
(新刊JP編集部/金井元貴)
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