現代は人間関係が機能的になり簡略化され、個々の関係が希薄になったといわれる。しかし、人と全く関わらずに生きることが不可能である以上、人間関係の悩みから逃れることは至難の業だ。
成功哲学の大家であるデール・カーネギーの言葉は、人間関係にある種の濃密さは不可欠であることを示唆する。そして、自分にとっても相手にとっても快適な人間関係を形成するためのエッセンスが本書には隙間なく詰め込まれている。
職場での人付き合いの失敗談、また成功談をドラマ形式でわかりやすく紹介しているので、非常に理解しやすく、また極めてリアルな感覚を覚える。
職場での人間関係や親子関係、恋人同士の関係、全て円滑な状態であるのが理想だが、そういった良好な人間関係を築くコツとは?
デール・カーネギーの生の声を文章化した本書。築き上げてきた人間関係を根本から見直すことには大きなエネルギーを必要とするが、毎日をよりよいものにするために、本書を実践してみる価値はあるのではないだろうか。
(新刊JPニュース編集部)
◆『こうすれば必ず人は動く』
著者:デール・カーネギー
翻訳者:田中孝顕
出版社:きこ書房
定価(税込み):1575円
発売中
もう1つの『人を動かす』、カーネギーのラジオ講座がついに書籍化―【書評】『こうすれば必ず人は動く』
[2008/12/25 配信]










