銃刀法違反、覚せい剤取締法違反などでの逮捕・服役後、昨年6月に満期出所した元タレントの田代まさし氏。
芸能界からは完全に姿を消した彼だが、インターネット上で「神」と祭り上げられたり、公式ブログを立ち上げると同時にアクセスが集中し、一時的にサーバーがダウンするなど、その動向は変わらず注目を集めている。
そんな田代氏が5月14日、自らの生い立ちから一連の不祥事や事件、そして今に至るまでの自分自身をつづった自伝『審判』(創出版)を刊行。新刊JP編集部は注目を集める田代氏にインタビュー取材を敢行し、現在の心境や今後の活動について聞いた。
また、田代氏のご厚意により直筆サイン入りの『審判』を読者3名様にプレゼント。応募先はインタビューの最後に掲載しているので、最後までじっくりと読んで欲しい。(プレゼントの応募期間は6月10日をもって終了とさせていただきました。)
(インタビュアー・記事/山田洋介〔新刊JPニュース編集部〕)
◇ ◇ ◇
■「自分の嫌な部分を吐き出して一からやり直すつもりでこの本を出した」
―『審判』を出版することになったきっかけから教えて頂けないでしょうか。
田代まさし氏(以下、田代)「三年半という刑期を終え出所してまず感じたことは、俺が起こした事件のことや、俺が犯してきた罪をみんなはまだ覚えているんだな、ということですよね。自分としては罪を償ったつもりで出てきたんだけど、俺が田代まさしである限り、世間はそうは見てくれないんだという雰囲気を感じて。
事件を起こした頃に戻ってしまうような気がするから、この本に書いたことには本当はあまり触れたくないんですよ。だけど、俺に事件のイメージがついてまわるのであれば、一度しっかりと自分と向きあわないといけないと思ったし、自分の嫌な部分を吐き出して一からやり直すつもりでこの本を出すことにしました」
―出所してから1年近くが経ちましたが、現在は何をやっていらっしゃるんですか?
田代「出所した時は、もう芸能活動は無理だから別の仕事をしようと思っていたし、世間も俺のことなんて忘れてしまっていると思っていました。だから芸能界と関係のない仕事を探そうとしたんだけど、年齢的なものや犯罪者だということからなかなか見つからなくて。これからどうやって生きていけばいいんだろうと困っていた時に、昔一緒に仕事をした仲間が仕事を持ってきてくれたんです。こんな俺でも手を差しのべてくれる人がいるということがすごくうれしくて、今はそういった仕事をしています。
具体的にはライブに出たり、雑誌の連載とかなんだけど、仕事を紹介してくれた人たちになんとか恩返しをしたいですね。ただ、芸能界に復帰したというつもりはないが、ニュースになったりすると復帰したととらえられてしまいがちなので、複雑な気持ちなのは事実だけど」
次のページへ続く
田代まさしに緊急インタビュー―自伝『審判』を出版した真意とダジャレの帝王の近況は?
[2009/05/25 配信]










