昨日新刊JPニュースで配信した『Corseka』(コルシカ)問題について、9日、『Corseka』の運営会社である株式会社エニグモから声明が出された。
エニグモによると、9日、日本雑誌協会との間で意見調整を行った結果、サービスの継続と日本雑誌協会に加盟している出版社の出版物の販売を一旦停止することでまとまったという。
10日現在、日本雑誌協会に加盟している出版社の雑誌類は全て削除され、購入可能な雑誌は宝島社から出版されている『宝島』や『Spring』『この映画がすごい』、ネコパブリッシングの『Quanto』、ワークスコーポレーションの『CG World』、モーターマガジン社の『カメラマン』、コンデナストの『GQ』など、いずれも日本雑誌協会に非加盟の出版社の雑誌となっている。
では、これらの出版社については、許諾が取られた上で販売されているのだろうか。
現在『Corseka』に掲載されている雑誌を出版しているある出版社に問い合わせたところ、「(販売の)許諾をした覚えはありませんし、お話も来ていません。こちらとしても寝耳に水の話で…」と、未許諾のまま販売している実態を困惑した声で語ってくれた。
エニグモは今後、日本雑誌協会会員出版社と個別に協議を行っていき、販売許諾を得られた出版物のみを販売していくと発表している。しかし、このような状況がまだ1社でも残っている以上、エニグモに対する企業コンプライアンスを疑う声が挙がり続けることは必至だろう。
この問題が、落ち着きを取り戻すことはまだ先のことになりそうだ。
(新刊JP編集部/金井元貴)
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[2009/10/10 配信]









