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行動経済学を使ってより賢い選択ができるビジネスパーソンになる―『人は勘定より感情で決める』

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ビジネスの現場で応用したいテクが満載だ
ビジネスの現場で応用したいテクが満載だ
(A)今すぐに10000円もらう
(B)1年後に12000円もらう


 さて、あなたならどちらを選びますか?
 私なら(A)を選びます。なぜなら、1年後のことなんて分からないし、今すぐにお金が欲しいから。貯金してもいいわけだし…。
 こういう風に、私のように考える人は多いと思います。

 では、こんな経験はありませんか?

ランチに迷った挙句、Bランチより50円安いAランチにしたにもかかわらず、夜の飲み会では1杯500円の生ビールを簡単に注文してしまった。

 50円をケチったのに、500円は気前よく出費する。よくある話です。

 さて、上の2つのケース。どちらも不合理な選択をしていることに気づいたでしょうか。

 最初の問いですが、(B)は1年後に(A)の20%増しの額がもらえることになります。もし、10000円を銀行に貯金したとしても、20%の利息がつく預貯金はありません。なので、経済的には(B)がお得です。
 つまり、(A)を選んでしまった私は「非合理」な選択をしたということになるわけです。

 また、2つ目のケースは言わずもがなでしょう。
 こういう風に、人は目先の感情や思い込みなどによって非合理な選択をしてしまうことが多々あります。

 こうした人間の合理的でない選択はビジネスシーンでも多々行われ、物議を醸し出したり、ときにはそれが大きな成功を生むこともあります。
 こうした人間の心理的メカニズムを下地にしながら、経済学の理論と重ね合わせた上で構築されているのが“行動経済学”です。

 2つ目のケースが起こってしまうケースを行動経済学的に説明した場合、「500円」はどの500円でもそのものの価値は変わりません。しかし、どのフレームに当てはめるかによって、500円の意味が大きく変わります。

 これをメンタルアカウンティング(心理会計)といいます。

 例えばお金を管理する際、用途にわけて口座を使い分けたり、同じ財布でも入れる場所によって用途をわけたりする人もいると思います。
 こうした「お金の使い分け」の管理を、我々は無意識に行っているのです。

 非合理な選択をしてしまうメカニズムを理解することで、ビジネスの現場に役立てる。
 技術評論社から出版されている『人は勘定より感情で決める』(柏木吉基/著)は、ビジネスや日常生活の現場で見かける非合理な選択をしてしまうケースを集め、平易な言葉で分かりやすく解説してくれる1冊です。

著者 柏木吉基さんが語った「数字に強くなる方法」はこちらから!

 もう損しないために、行動経済学を注目してみてはいかがでしょうか。
新刊JP編集部/金井元貴)

『人は勘定より感情で決める』
著者:柏木吉基
出版社:技術評論社
定価(税込み):1554円
発売中
[2009/11/30 配信]

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