2008年に一迅社から出版され、“一部の層”から大きな反響を呼んだ『30歳の保健体育』(三葉/著)という本を知っているだろうか。
この本は簡単に言えば、初心者のための“ハウツー本”である。
これまでモテるためにナンパをしたり片づけをしたりする記事を書いてきた私、新刊JP編集部の金井も出版された当時、興味が高じて地元にある書店で購入。読み終わって「正直言ってこれ、ただのエロ本じゃ…」と賞賛と感嘆の息が混じったコメントを漏らしたものだ。
実際はそこじゃないんだよおお、出会ってから付き合うまでが大変なんだよお、同窓会でいきなり微笑みながら話しかけてくれる女の子なんていないんだよお、と、現実は漫画のようには全くいかないのである。
そんな中で出たのが、昨年7月に出版された『30歳の保健体育 恋のはじまり編』(三葉/著)。つまり、『30歳の保健体育』の続編である。
この本では出会ってから付き合うまでのフローが紹介されていて、どのようにすれば女の子に出会えるか、どのようにデートに誘うか、告白のシチュエーションなどが事細かく説明されている。
無論、この本を読んだだけで全てが上手くいくはずもなく、心の持ちようをいかに変えるかが大事だ。結局は自分に自信を持つことが重要なのである。
そういう意味でモテないと思い込んでいる男性に読んで欲しいのが漫画雑誌『イブニング』(講談社)で連載中の漫画『モテキ』(久保ミツロウ/作)だ。
卑屈でモテない男・藤本幸世が突然あらわれたモテ期に戸惑い、様々な女性と接触しながらも結局心を開けず…と、なんとも体験したことのあるエピソードを漫画の中で次々と実践していく。藤本は決定的に自分に自信がないのだ。だからすぐ卑屈になり、殻に閉じこもる。
それでも読者として藤本は憎めないし、(勝手に)悩み苦しむ漫画のキャラクターを見て勇気が沸いてくる。まだ連載中のためどうストーリーが展開していくのかは分からないが、(恋愛関連で)辛くなったときに読んでしまうのだろう。
『モテキ』は1月22日に最新刊(第3巻)が発売されたばかり。今の自分にとっては、今はこの『モテキ』が一番のバイブルである。
(新刊JP編集部/金井元貴)
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[2010/01/31 配信]










