だれかに話したくなる本の話

新刊ラジオ第1141回 「“初対面の女王”が明かす たった1分でうちとけ、30分以上会話がつづく話し方」

元・国際CA 美月あきこの本第3段!ファーストクラスで超一流の成功者を見続けてきた氏が、本作では「会話のテクニック」を伝えます。聞き方、話し方、応用(また会いたくなる会話術など)という3つのフェイズで、成功者の会話テクニックの習得を指南してくれます。会話が苦手な人から、より高度な会話を習得したい人まで、とても役につ一冊です。

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元・美人国際CAが、会話のテクニックを伝授

美月あきこ 元・国際線キャビンアテンダント(CA)。日系・外資系双方で活躍されていました。 現在は、航空業界への就職・転職を支援するスクールCA-STYLEと、法人向けサービス研修などを行うCA-STYLE BIZを主催。人財育成コンサルタントとして、講演や研修で全国各地を飛び回る忙しい毎日を送っています。また、米国公認会計士でもあります(そして美人です!)。

たった1分でうちとけて、30分以上会話がつづく話し方

本書は、国際線ファーストクラスの現場で心得たテクニック<最初の1分で「すっ」と、うちとけて、「ずっと」会話が続く話し方>を伝授してくれる内容です。

営業、接客、面接といったフォーマルなシーンで使える会話術から、 合コンや、パーティなど、プライベートなシーンでも活躍するテクニックが満載です。

・ どうしても人見知りをしてしまう ・ 沈黙が続くと気まずくなってしまう ・ 取引先や、偉い人の前で緊張してしまう

こんな方には、うってつけの一冊です。

「ちょいアホの法則」

ちょいアホの法則は、美月さんがCA時代の失敗から見つけた法則です。 「初対面」という“緊張の向かい風”を、一気に“追い風”に変えてしまうことができるそうです。

「おっちょこちょいな隙を見せて共感を得る」といったところでしょうか。 くすりと場を和ませる感じです。

美月さんも、接客中にずっこけてしまったことがあるそうなんですが、 「だいじょうぶですか?」「はい、なんとか。」なんていう会話を交わしているうちに、場が和んだという経験をしたそうです。

女性だけの特権(?)のようでもありますが、相手側に女性がいる場合は、男性が実践してみても「かわいらしい方ですね」なんて、案外好印象かもしれません。

「相手と仲良くなるには、自分のウィークポイントをおもしろおかしく語ることだ」 とは、よく言いますが、それよりハードルが低いので試しやすいのではないでしょうか?

その会話、何と返せば正解だったの?

相手の会話を受けて、自分はどう反応すればよいのか?? 会話が広がる話の聞き方や、リアクションのバリエーションについて書かれています。

・ オウム返しの合わせワザ 頷く、相槌を打つのと同様に、相手の言葉の一部を繰り返して会話をすると、相手に「自分の言うことを理解している」「この人とは話が合う」と思わせることができるそうです。相手が話したがっている質問を付け加えることで、更に「聞き方」に幅が生まれ、話がつながっていくのだそうです。

・ 雰囲気をほめると、相手にも発見が生まれる 人は、雰囲気(=つまり、人柄自体)を誉められると、行動をほめられるよりも思いのほか嬉しいものです。美月さんは、予め、「こういう人に出会ったらこの言葉を使ってみよう」と、フレーズをストックしておいて、出会った人の雰囲気にふさわしい言葉を使うそうです。すると、誉められた相手も「自分のことをよく見てくれているな」「自分では気づかなかったところまで、この人が気づかせてくれたな」と、相手にも発見がうまれます。

「もう一度会いたい」と思わせる! 去り際のルール

・ ちょい見せ作戦 次も会いたいと思われるためには、相手に飽きられないことが大事です。 「この人にはまだ底がある、次に会うときにはさらに何かがあるぞ」と思わせることがポイントです。

矢島さんの知合いのコンサルタントで、こんな人がいたそうです。 「あなたの会社の欠点は3つあります。 一つは○○○です。二つ目は△△△です。三つ目は……また今度お話しましょう。」

“初対面の女王”が明かす たった1分でうちとけ、30分以上会話がつづく話し方

“初対面の女王”が明かす たった1分でうちとけ、30分以上会話がつづく話し方

元・国際CA 美月あきこの本第3段!ファーストクラスで超一流の成功者を見続けてきた氏が、本作では「会話のテクニック」を伝えます。聞き方、話し方、応用(また会いたくなる会話術など)という3つのフェイズで、成功者の会話テクニックの習得を指南してくれます。会話が苦手な人から、より高度な会話を習得したい人まで、とても役につ一冊です。