だれかに話したくなる本の話

新刊ラジオ第1219回 「気持ちを「伝える」話し方―一瞬で距離を縮める47の会話と営業テクニック―」

相手に“好かれる”ことがすべてのキャバクラの世界。キャバ嬢ための営業戦略やコミュニケーションのとり方を指南している著者が、どんな場面でも会話がはずむ、究極の方法を紹介します! メール術・会話フレーズの実例をたくさん載せ、すぐに実生活でも使える実践的な内容になっています。

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元・キャバ嬢が教える、 人に好かれるコミュニケーション

● 著者について 阿志賀 真理 「ラブキャバ.com」代表。「キャバ嬢指名アップテクニック」を運営し、キャバクラ勤務の経験から、現役キャバクラ嬢を対象にした営業マニュアルやサポートコンテンツを提供。ワンランク上を目指すキャバ嬢のサポートで多くの支持を得ている。

● この本のテーマは!? 「キャバ嬢のコミュニケーション術・営業戦略を紹介する」

・仕事が長続きしない ・友達ができない ・好きな人にアプローチできない

こんな悩みは、結局、コミュニケーションが上手くできないことが原因です。 そこで本書では、キャバ嬢が日常的にやっている「うまく人と関わっていく術」を実践する方法を紹介しています。構成としては、前半が、「会話術」。後半が、「キャバ嬢の営業術とコミュニケーションのノウハウ」となっています。

今回新刊ラジオでは「会話術」のほうを紹介しています。

阿志賀さんの基本的な主張は、「要は好かれる人間になればいい」ということです。 誰だって、好きな人間の言うことなら耳を貸そうとします。

では、どうすれば人に好かれる話し方になるのか? その方法を次のページで紹介します。

相手の話をうまく聞き出すうなづき方

実践方法はとても簡単です。 「相手が話し始めたら、すかさず “うなづく” ようにする」

これだけで、相手に「この人は話を聞いているな」と思わせ、話しやすい人になることができます。会話に慣れていない人に限って、「へぇー」とか「そうなんですかー」と言葉で返事をしていても、目や体が固まっている人が意外に多いのだそうです。 *逆に言葉だけが大袈裟にリアクションしている、ということもあるのだとか。

応用編として、「小さなうなづき」 と 「大きなうなづき」 を使い分けると、より効果的なのだそうです。「小さなうなづき」には、話を促す効果があり、「大きなうなづき」なら、共感のメッセージを相手に伝えることができます。

「へぇ」「なるほどねぇ」と言いながら、小さなうなづきを加え、「そうですよね」「私もそう 思います」と大きくうなづく、といった具合です。

「好感度の高い話し方のコツ」

この方法もとても簡単です。 「相手との会話やメールの文章で、話している言葉の最後に 「な」 「の」 「ね」 を つけてみる」というものです

この「なのね言葉」を末尾に適切に付けることで、言い方がうんと柔らかくなります。 女性が使えば「可愛らしく女性的」に、男性が使えば「やさしく穏やかに」なります。 「○○でしょ」 → 「○○じゃないかな」 「するんだ」 → 「するの」(女)/「するんだよね」(男) 「こうでしょ」 → 「こうだよね」 このように、そのまま相手に言うと横柄な言葉も、「な・の・ね」をつけることで、柔らかく優しい印象に変わります。

例えば、間違ったことを訂正しようとするときに「それは、こうですよ」というよりも、「それは、こうだったんじゃないかな」のほうがトゲがないような気がしませんか?

本書の続きでは、 「初対面で印象を残す5つの会話テクニック」 「タイプ別 どうしても会話が続かない場合の対処法」 「お誘いをうまく断る方法」 など、様々なシーンで使えるテクニックが紹介されています。

後半の営業戦略の部分は、普段は知ることのできないキャバ嬢の常識や考え方など、キャバクラの世界の裏側を垣間見ることもできますので、サブカル本としての楽しみ方もあります。 この続きは、今日の新刊ラジオで聴いて下さい! ラジオを聴く

気持ちを「伝える」話し方―一瞬で距離を縮める47の会話と営業テクニック―

人に好かれなきゃ、商売あがったりな職業ですもんね・・・。

気持ちを「伝える」話し方―一瞬で距離を縮める47の会話と営業テクニック―

気持ちを「伝える」話し方―一瞬で距離を縮める47の会話と営業テクニック―

相手に“好かれる”ことがすべてのキャバクラの世界。キャバ嬢ための営業戦略やコミュニケーションのとり方を指南している著者が、どんな場面でも会話がはずむ、究極の方法を紹介します! メール術・会話フレーズの実例をたくさん載せ、すぐに実生活でも使える実践的な内容になっています。