だれかに話したくなる本の話

新刊ラジオ第1239回 「1日10分であらゆる問題がスッキリする「ひとり会議」の教科書」

「ひとり会議」をしてみませんか?毎日はあらゆる問題だらけ。あれもしなきゃ、これもしなきゃ。やるべきこと、やりたいこと、できないこと、できちゃったこと・・。「ひとり会議」は、そんなあなた自身の毎日の出来事を自分自身でスッキリ解決するために、「会議形式」で考え事をスッキリと解決させることなのです。今日から、あなたも1日10分。自分会議を開いてみませんか?

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『ひとり会議』やってみない?

●著者について 山崎拓巳(やまざき・たくみ)さんは、1965年三重県生まれ。広島大学教育学部中退。22歳で「有限会社たく」を設立し、現在3社を運営。夢実現プロデューサーとして、リーダーシップ論、コミュニケーション術、仕事術、メンタル、タイムマネジメントほか多彩なテーマで年間200件の講演、セミナーを実施しています。

●この本のテーマは?! やるべきことに囲まれて、やりたいことができない人に勧めたい、『ひとり会議』の教科書。

「ひとり会議」とは、 “ひとりで物思いにふけってボーッとする時間”ではありません。「ひとり会議」は、頭の中の考えごとを整理して、やるべきことをはっきりさせて、集中することです。

たとえば、それは、ToDoリストをつくることです。(ToDoリストとは、やることのリスト)。ToDoをリストに挙げて書き出し、それを優先順位をつけて、ひとつひとつ実行します。そして、一つ実行するごとに、チェックマークを入れます。このチェックマークを入れることが大切なのです。

山崎さんは、「チェックマークを入れた瞬間、脳に快感物質のようなものがプチッと分泌される」といいます。ひとつ終わるごとに満足感というか、なんともいえない達成感があります。みなさんも試してみてはいかがですか?

次のページでは、『ひとり会議』のやり方を紹介します。

『ひとり会議』のやり方

本書によれば、

1.今直面している問題をすべて書き出す。 2.それぞれ「どうなればいいか?」とい質問のカタチに変える。 3.それぞれ「どうすればそうなるか?」という質問のカタチに変える。 4.それぞれの答えを「○○する」といToDoのカタチにして、スケジュール帳に書き込む。

これだけでいいのだそうです。

具体的に例を挙げると・・。

1.今直面している問題をすべて書き出す。

「忙しくて部屋が片付かない。」

2.「どうなればいいか?」とい質問のカタチに変える。

「部屋がきれいになればいい。」

3.「どうすればそうなるか?」という質問のカタチに変える。

アイディア1 朝いつもより15分早く起きて掃除する アイディア2 部屋にある物の数を減らす。 アイディア3 友達を家に呼ぶ

4.「○○する」というToDoのカタチにする。

・目覚ましを15分早くしておく ・次の土曜日に「いらないものを捨てる」という予定を入れる ・友達に電話をする

こんな風に物事を全て「ひとり会議」にかけてみてみると、思わぬ成果が生まれるかもしれません。 続きは、新刊ラジオでお聴き下さい! ラジオを聴く

1日10分であらゆる問題がスッキリする「ひとり会議」の教科書

「不注意だ」とか「ツメが甘い」といわれる人はやってみる価値アリです。