だれかに話したくなる本の話

新刊ラジオ第1382回 「ジェノサイド」

急死したはずの父から送られてきた一通のメール。それがすべての始まりだった……。創薬科学の学生・古賀研人と難病に冒された息子を持つ傭兵・イエーガー。交わるはずのない二人の人生が交錯する時驚愕の真実が明らかになる。衝撃の展開が続く超弩級エンターテイメントです。

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超弩級エンターテイメント大傑作!

「ジェノサイド」は、日本、コンゴ、アメリカを舞台として、ワールドワイドなスケールで描かれたエンターテイメント巨編です。

帯には、文芸評論家の北上次郎さんがこのように寄せています。 「壮大な物語だ。息を呑む物語だ。私たちは滅びていく生き物なのかもしれないが、だからといって俯くことはない。本書を読むとそんな気がしてくる。これは、私たちの未来を語る物語だ。」

● 著者プロフィール 高野和明さんは、84年より岡本喜八氏に師事し、89年の渡米後、映画演出、撮影、編集を学び、帰国後は脚本家として活躍。そして、2001年『13階段』で江戸川乱歩賞を受賞、小説家としてデビューされました。

あらすじ・概要

軍事サスペンス、メディカル・スリラーなどの要素が盛り込まれたエンターテイメント作品。 「創薬化学を学ぶ大学院生」と「特殊部隊出身の傭兵」という二人の主人公の別々のドラマが、巨大な陰謀と闘う中で交錯していく壮大なストーリーです。

創薬化学を学ぶ学生・古賀研人(こが けんと)のもとに、ウイルス学者だった父からのメールが届きます。しかし、その父は、数日前に亡くなったばかりでした。そんな中、研人は父の遺志を実行しようと動きますが、妨害する勢力により追われる身となり、協力者たちと共に「父の残したもの」の真相に迫っていきます。

一方、難病に冒された息子を持つ傭兵、ジョナサン・イエーガーは、とある任務に参加した際、見たこともない「謎の生物」に出会います。そして明かされる「任務」の真相。息子や多くの命を助けるため、彼もまた巨大な陰謀に立ち向かう闘いに身を投じていきます。 やがて二人の闘いは繋がり、「真の敵」と「すべての謎」が明かされていきます。

「人類滅亡の危機」「息をつかせぬアクションとスリル」「巨大な陰謀との戦い」「親子の絆」」といった物語の王道の要素に加え、画が見える様な緻密な描写とリアリティ抜群の世界観、テンポの良い展開は、読み始めると止まらなくなるはずです。

続きは・・ 予告編のオーディオドラマで、ぜひお聴き下さい。

ジェノサイド

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