だれかに話したくなる本の話

新刊ラジオ第1508回 「20代のうちに知っておきたい100の黄金ルール」

社会のルールや、働く上での心構え、誰から教わりましたか? 本書は、社会人なら当然おさえておくべきルールや、社会人として大切な心構えを一冊まとめた本です。周囲にお説教してくれる上司のいない方や、「ゆとり世代」と呼ばれて不安になっている方はぜひどうぞ。

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概要

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◆この本をひと言でまとめると  「20代が組織でサバイバルするルール」         +  「人生の目標を達成する土台づくりのアドバイス」

◆著者について  大塚寿さんは、リクルート出身の法人営業コンサルタント。エマメイコーポレ ーション代表。MBAも取得されています。ビジネス書作家としての顔もあり、 『40代を後悔しない50のリスト』(ダイヤモンド社/刊)など、多くのベストセ ラーを出しています。気さくな人柄もあり、大塚さんのファンだという方も多い のではないでしょうか。

 ご存知の方も多いかもしれませんが、大塚寿さんはリクルートの黎明期に入社 して、対法人の新規開拓営業部隊として配属、営業畑で活動されてきた方です。 この当時のリクルートといえば、それは、ハードな……体育会系の企業だったそ うですが(笑) 大塚さんにお会いしたときに「僕の顔に付いている傷は、部長 に殴られてできた傷なんだよ(笑)」と聞かせてくれました。

◆おすすめの読者  ◎20代の人、新入社員。  ◎「ゆとり」扱いされて不安になっている人。  ○どちらかといえば、大企業や歴史の古い会社に勤めている人。

20〜60代までのビジネスパーソンすごろく

 大塚寿さんの「ビジネスパーソンの双六(すごろく)」の話はご存知ですか?

 これは、ビジネスパーソンとしての人生を10年ずつ区切りを付けていくと、

 ・20代 「種まき期」  ・30代 「育成期」  ・40代 「収穫期」

 として、40代で収穫したもので50代をすごし、60代でハッピーリタイアという 双六です。

 この本は、種まき期(20代)に向けて書かれた本になっています。ですから、 メインの読者層となる方々は、これからどんな種まきをするか、そして、もうす ぐやってくる30代で一番可能性のありそうな種をどう育ててるかで、一生の人生 が変わっていく、その岐路に立っているというわけです。

 大塚さんは、対法人営業の中で、中小企業の経営者や大手企業の部長など、経 営や管理にかかわるビジネスパーソンとたくさん話す機会を持ち、成功談にも失 敗談にも一意専心、耳を傾けてきました。その中で大塚さんは、数え切れないく らいのビジネスパーソンとしての生き方や、組織での身の処し方、キャリアプラ ンの立て方などを学んだといいます。

 皆さんも、もちろん大塚寿さんのように、多くの先輩から学べればよいのです が、あなたの身の回りの上司や先輩たちはいかがですか? 不景気のあおりで、 どこも人を絞って、チームリーダーの上司も、プレイングマネージャーであまり 時間を取れない、なんていうこともあるのではないでしょうか?

 そんなこともあって大塚さんは、自分自身が諸先輩から教授した、組織でのサ バイバル術、キャリアアップの方法、社会人としての心得などを 100項目に渡っ て一冊にまとめてくれています。

入社三年目までは猛烈に仕事をこなせ(1)

 ◎章構成は次のようになっています。

  1章 就活に勝利する13のルール   2章 仕事ができるヤツになる19のルール   3章 転職に成功する8つのルール   4章 挫折、失敗を乗り越える8つのルール   5章 会社、組織を生き抜く14のルール   6章 実り豊かな人生を送る12のルール   7章 よき人間関係を築く9つのルール   8章 キャリアアップを勝ち取る9つのルール

 では、20代のビジネスパーソンに役立つアドバイスをひとつご紹介しましょう。

 「入社三年目までは猛烈に仕事をこなせ」(P48〜)

 早く仕事を覚えるためには、入社 3年目まではマイペースを封印して、猛烈に 仕事をしようというアドバイスです。

 大塚さんは、「イエスマンになるのは、(良くないイメージはあるかもしれな いが)そう悪いことではない」と言っています。なぜなら、イエスマンは仕事を 頼みやすいので、周りからどんどん仕事を頼まれることになります。すると、忙 しい反面、次々こなすことでスキルアップにも繋がりますし、上司の目に留まっ たり、チームとの関係を円滑にするのにも役立ちます。

入社三年目までは猛烈に仕事をこなせ(2)

 今、そういう新入社員はいるのでしょうか? みんながそうとは言いませんが、 「お客様感覚」で仕事をしている人はいませんか? 自分なりに効率的なルール でやればいいと考えていたり、決められた仕事・時間だけ働けばいいと考えてし まっていたら、知らないうちに周囲の顰蹙を買ってしまうかも。。。

 そういう人は、本書を一冊通して読んでみると、気づくことがあるかもしれま せんよ〜。

◆まとめ  この本に書かれている内容は、会社の常識や、働く上での心構えなど、当たり 前のことばかりです。当たり前のことではあるのですが、それを知らない人にと っては、一冊にまとめられているということ自体に、とても価値があります。

20代のうちに知っておきたい100の黄金ルール

スティーブ・ジョブズのプレゼンの“英語表現”を学ぶ本(ひとつ前の新刊ラジオを聴く)

20代のうちに知っておきたい100の黄金ルール

20代のうちに知っておきたい100の黄金ルール

社会のルールや、働く上での心構え、誰から教わりましたか? 本書は、社会人なら当然おさえておくべきルールや、社会人として大切な心構えを一冊まとめた本です。周囲にお説教してくれる上司のいない方や、「ゆとり世代」と呼ばれて不安になっている方はぜひどうぞ。