だれかに話したくなる本の話

新刊ラジオ第1627回 「トオチカ」

鎌倉に佇む小さな雑貨店「トオチカ」のオーナー店長、西風里葎子。
親友と2人で店を営みながら、気楽な「おひとりさま人生」を満喫していた彼女に、
恋の季節がおとずれる。
トオチカに出入りする、どこから見ても「いい男」な有能バイヤー、敷地千正。
ふだんは店長としてそつなく仕事をこなせるのに、なぜか千正にだけは過敏な応対しかできず、里葎子は自己嫌悪におちいる。
そこには、里葎子の過去にある、手ひどい「疵(きず)」が関係していて……!?
がんばっている全ての女性に贈る、極上の《ごほうび恋愛小説》です。

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概要

こんにちは、ブックナビゲーターの矢島雅弘です。

今回紹介させていただくのは、恋愛小説です。

それでは早速内容のご紹介。

舞台は鎌倉。

主人公の西風里葎子(にしかぜ・りつこ)は、親友とともに、雑貨とアクセサリーを扱う小さな店「トオチカ」を営む32歳の女性です。

彼女は、過去の恋愛で受けたてひどい傷から、恋愛はもういい、気楽なおひとりさま人生を送りたい……と願っています。

やりがいのある仕事に、気心のしれた親友、日々をいろどるおいしい食事……それ以外に必要なものなんかない、と。

ところが、そんな彼女に、しつこくちょっかいを出してくる色男が現れます。 172センチという長身の里葎子をも見下ろす、男らしい身体、一般人には勿体ないほど整った顔、さらにはやり手のバイヤーでもある、「敷地千正(しきちせんしょう)」。

彼は、里葎子の親友で、仕事上のパートナーでもある比奈(ひな)のデザインするアクセサリーに惚れ込んだ……という理由から、週に1度は店に顔を出していきます。

本来、里葎子は店長として、有能な女性なのですが、なぜか千正に対してだけは、かたくなで反発的な態度しかとれず…… また千正も、なぜか里葎子にだけは、気になる女の子にちょっかいをかける小学生男子のような言動をしてしまいます。

なぜ里葎子は、そんなにも千正に心を開けないのか。

そこには、過去の恋愛が里葎子に与えた深刻なトラウマが関係していて……

きまじめで不器用な性格ゆえに、恋愛に踏み出せない大人の女性・里葎子と、彼女に振りまわされるイケメン・千正の恋愛模様。

大人の女性ならば、共感とトキメキ必至のラブロマンスです。

今回は、内容の一部をドラマにしましたので、こちらをお聞きください。

◆著者プロフィール 著者の崎谷はるひさんは、熊本県出身、鎌倉市在住。 文庫ランキングなどをチェックしている人にとっては「読んだことはないけど名前はしょっちゅう見かける」という作家さんではないでしょうか? じつは、ボーイズラブ小説のジャンルで活躍している売れっ子作家さんなんですね。著作は100冊を超えるヒットメイカーです。 サスペンスミステリー仕立ての展開や、濃密な心理描写に定評があり、以前から、一般小説を熱望されてきたのだそうです。

トオチカ

トオチカ

トオチカ

鎌倉に佇む小さな雑貨店「トオチカ」のオーナー店長、西風里葎子。
親友と2人で店を営みながら、気楽な「おひとりさま人生」を満喫していた彼女に、
恋の季節がおとずれる。
トオチカに出入りする、どこから見ても「いい男」な有能バイヤー、敷地千正。
ふだんは店長としてそつなく仕事をこなせるのに、なぜか千正にだけは過敏な応対しかできず、里葎子は自己嫌悪におちいる。
そこには、里葎子の過去にある、手ひどい「疵(きず)」が関係していて……!?
がんばっている全ての女性に贈る、極上の《ごほうび恋愛小説》です。