だれかに話したくなる本の話

新刊ラジオ第1645回 「新装版 螺鈿迷宮(角川文庫)」

東城大学の落ちこぼれ医学生「天馬大吉」はある日、幼馴染の記者「別宮葉子」から奇妙な依頼を受け、碧翠院桜宮病院に潜入することになった。
そこで天馬を待ち受けていたのは、終末医療の最先端施設の恐るべき「真実」だった。

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概要

こんにちは、ブックナビゲーターの矢島雅弘です。

今回紹介させていただく本は、最近ドラマ化が決定し、大きな話題となっている海堂尊さんの「螺鈿迷宮」です。

今回はその熱に乗りまして本作を紹介させていただこうと思います。

本作「螺鈿迷宮」ですが、以前新刊ラジオで紹介させていただいた「輝天炎上」より1年ほど前の物語となります。

では早速内容の方を。

主人公「天馬大吉(てんまだいきち)」は、東城大学に属する落ちこぼれの留年生。

授業にもろくに出席せず、雀荘「スズメ」で後輩らとマージャンをうつ自堕落な生活を送っていました。

そんな時、幼馴染で記者の「別宮葉子(べっくようこ)」の策略……もとい依頼により、碧翠院桜宮病院に潜入することになります。

死を司る碧翠院の謎とは。

今回は物語の一部をドラマにしましたので、どうぞお聴きください。

◆著者プロフィール 海堂尊さんは、1961年生まれ。 第4回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作『チーム・バチスタの栄光』で2006年にデビューしました。同作は映画化、ドラマ化されて大ベストセラーとなっています。 他著は『モルフェウスの領域』『ジェネラル・ルージュの凱旋』『ケルベロスの肖像』や本作の続編にあたる『輝天炎上』など多数。

新装版 螺鈿迷宮

新装版  螺鈿迷宮(角川文庫)

新装版 螺鈿迷宮(角川文庫)

東城大学の落ちこぼれ医学生「天馬大吉」はある日、幼馴染の記者「別宮葉子」から奇妙な依頼を受け、碧翠院桜宮病院に潜入することになった。
そこで天馬を待ち受けていたのは、終末医療の最先端施設の恐るべき「真実」だった。