だれかに話したくなる本の話

新刊ラジオ第1688回 「美幸 (単行本)」

メディアの注目を集めたことで中学の頃執拗なイジメにあい、心と人格に深い傷を受けた「美幸」。就職後、会社の同僚で元役者の雄星に、かつての自分の姿を重ねた彼女はある行動に出る。それは徐々にエスカレートし、ついには……。
様々なジャンルで活躍する人気放送作家が手掛けた「究極の恋愛小説」の登場です。

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概要

こんにちは、ブックナビゲーターの矢島雅弘です。

今回紹介する「美幸」という作品は、著者初めての恋愛小説です……が、普通の恋愛小説ではありません。

主人公はごくごく普通の女性・五味美幸。そして美幸の弁護士・矢島、美幸の同僚で元役者の星野雄星。

美幸の手紙、「ある事件」の裁判風景、取調室の雄星、という三人それぞれの視点で物語りは進んでいきます。

次第に明かされていく「美幸の辛すぎる過去と心の傷」。

嫉妬によるイジメ、冷えた親子関係、初めての恋と裏切り……そんな経験から、彼女は「目立たない、期待しない生き方」を身につけていきます。   その後、同じ職場で出会った雄星に美幸は自分に似たものを感じ、やがて彼の為に始めたある行為がエスカレートしていき、ついに……という展開です。

今回、物語の一部をドラマにしましたので、そうぞ本編をお聴きください。

◆著者プロフィール 鈴木おさむさんは、数多くのバラエティ番組をはじめ、「ブスの瞳に恋してる」「芸人交換日記」といったエッセイや小説の執筆や「ワンピース フィルムゼット」の脚本の執筆、ラジオパーソナリティに舞台の作演出などマルチに活躍されている人気放送作家さんです。

美幸 (単行本)

美幸 (単行本)

美幸 (単行本)

メディアの注目を集めたことで中学の頃執拗なイジメにあい、心と人格に深い傷を受けた「美幸」。就職後、会社の同僚で元役者の雄星に、かつての自分の姿を重ねた彼女はある行動に出る。それは徐々にエスカレートし、ついには……。
様々なジャンルで活躍する人気放送作家が手掛けた「究極の恋愛小説」の登場です。