だれかに話したくなる本の話

新刊ラジオ第517回 「八日目の蝉」

第2回中央公論文芸賞受賞作にして、角田光代氏が初めて長編サスペンスを手掛けた意欲作。主人公の希和子は不倫相手の赤ん坊を誘拐して、追手に脅えながら子供との温かい生活を続ける。本当の母子ではない関係のその先に待つものとは―

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