だれかに話したくなる本の話

新刊ラジオ第973回 「リクルート事件・江副浩正の真実」

1988年の報道に端を発し、世間を騒がせ、政界に影響を与えた「リクルート事件」。その当事者であり、113日の拘留、13年3ヶ月の裁判を乗り越えた著者が、事件後初めてその顛末を語った本。詳細な記述と著者の心情が臨場感を与え、ドキュメンタリーとしても読みやすくなっています。あの事件の舞台裏で何があったのか、検察や司法制度のあり方を考えさせられる一冊です。

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