1982年11月29日生まれ。埼玉県出身。新刊ラジオのパーソナリティとして、 これまで約1500冊以上の書籍を紹介してきた。
モットーは『難しいことを、面白く分かりやすく』。
新刊ラジオ、FeBe広報室パーソナリティ。 オーディオドラマ制作集団「方舟亭」代表【http://www.hakobunetei.jp/】
執筆集団グループ・ニヒト構成員【http://ameblo.jp/group-nicht/】
等で、物書きとして活動中。下戸。
好きな言葉は「ラーメン」と「お肉」。
2013.01.23
1月19日配信「山田くんといっしょ」振り返りトーク
1月19日配信の新刊ラジオ第2部編集部枠「山田くんといっしょ」のコーナーは、山田による絵本『絵本地獄―千葉県安房郡三芳村延命寺所蔵』(白仁成昭、宮次男著、風濤社刊)の紹介! 「生命をそまつにするな」という教訓が込められている本書は、さまざま地獄が描かれた怖ろしい一冊。
ラジオ本編では、バシさんとの軽妙なトークを繰り広げましたが、ここではそのラジオの内容を聴きながら、山田と痔の治療でスイスにいる設定の金井が『絵本地獄』について話したチャットの内容を公開しちゃいます。
◇ ◇ ◇
(金井) 今回のテーマは『絵本地獄』を読んでの感想だったけど、おもしろい?
(山田) 面白いかはわからないが、惹きつけられるのは確かかな。
(金井) ラジオの中で、山田氏が「日本は医療が発達して死が身近じゃなくなったから、死を恐怖と捉えなくなった」といってるけど、これ逆じゃないかと思った。むしろ、死がより怖いものになっているのでは? 昔は身近だったから、死よりも天国に行くか地獄に行くかが死活問題だったわけで、それで平安貴族とかが極楽浄土とかいってたわけでしょ。
(山田) そうだけど。
(金井) 昔の方が、死後の世界を考える機会が多かったのはそうだと思うけど。
(山田) 今は死に対して具体的なイメージを持ちやすくなっているのではないかなと思う。
(金井) どういうこと?
(山田) 科学によって天国とか地獄は事実上否定されたから、「死」は宗教・哲学から生物とか物理の問題になったということ。少なくとも日本は宗教が弱いからそうなってるんじゃないかなと思った。
(金井) でも自分の意識が永遠になくなるっていう想像はつかないし、単に「死」を物理とか生物学的の部分だけで切り取って考えている人は少ないような気がするなあ。想像できないものに人間は怖がるし。
(山田) なんとなく想像つかない?
(金井) つかない。
(山田) こんな感じだろうなあ、というのは個人的にはあるけれど。
(金井) 生物的な話でいえば、脳からいろんな信号を送られて「自分」の像ができているわけで、その脳がなくなったらどうなるの? ということはあんまり想像できない。
(山田) でもさ、意識が永遠になくなることって怖くないじゃん。意識がないわけだから。
(金井) そうかなあ。
(山田) そこに至るまでの病気で苦しい思いをするとか、がんの手術費用が払えなくて困窮するとかの方が怖い。
(金井) まあそりゃそうだけど。でも、いつも心のどこかで、いつかまた自分は起きるんだという意識がどっかであるんじゃないかと思うのよ。
(山田) 起きる??
(金井) また目が覚める。
(山田) そんな感覚ないよ。寝ているときに起きてる感覚ならあるけど。
(金井) でも「地獄」とか「天国」って、そういう意識から生まれると思うんだよ。一度寝て(死んで)、目が覚めて行く世界みたいな。
(山田) でも昔からある言い方をすると、天国にのぼっていくとか地獄に落ちるとかいうから、死ぬってことは身体から魂とか意識が抜け出て、そこからあの世に飛ぶというニュアンスじゃない? 死んでからも意識は残るという解釈をしてた
(金井) なるほど。そうかも。なんかよく表現として、目が覚めたら目の前に川が流れていたとかそういう話もあるじゃない。
(山田) 三途の川ね。
(金井) その前で引き返す人もいれば、それを渡る人もいて、渡った後の話は描かれることがまずない。
(山田) 渡ったら本当に死んじゃうことになるからね。でも、三途の川に行った話とか読むと「ふと気付いたら」三途の川にいたというのが多いよ。目覚めたら三途の川にいたというのは聞いたことない
(金井) ああ、そうだ。確かに「気づいたら三途の川」ってのが多い。
◇ ◇ ◇
この後はとりとめもない話になってしまったのでここでカットしました。
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