よく、20代は人生の“種まきの期間”といいます。
だからこそ、どのように働くべきなのか悩む人も多いのではないでしょうか。
20代に人生の礎を築き、30代以降に飛躍できるように。20代の努力を30代以降に結実するために。本書では元リクルートの大塚寿さんが、就活生や若手ビジネスパーソンたちに、20代で知っておきたい、経験しておきたいことを伝授します。その一部をご紹介しましょう。
■入社三年目までは猛烈に仕事をこなせ
近年、「ワーク・ライフ・バランス」という概念が知れ渡るようになり、私生活を活性化させようという機運がビジネスパーソンの間に高まってきました。
しかし大塚さんは、それは入社三年目以降の話であり、三年目までは早く仕事を覚えるために猛烈な三年を送るほうが良いと述べます。その期間は何でもする。下っ端は「自分の仕事ではありません」と線を引く権限はありません。もちろん、失敗もするはずですが、失敗が許されるのは若手のうち。だからこそ、入社三年目までは仕事に没頭すべきです。
■まずは「小さな一勝」を
大塚さんはできれば20代前半までに体験して欲しいことの一つに「成功体験」をあげています。それまでどんなに連敗していても、その一勝を経験していることが後に重要になるのです。
「勝ち」の経験は、自信を生みます。そして、その自信が積極性を生み、行動へとつながります、ビジネスはアクションを起こさなければ上手くいきません。その原点となる「小さな成功」は、必ず若手のうちに経験しておきたいものです。
■愚痴のはけ口を見つけておけ
愚痴を言うビジネスパーソンは成長できないと主張するビジネス書もありますが、大塚さんは、全力でやっているからこそ周囲の人たちとの軋轢は起こるだろうし、愚痴をこぼさないことで逆に不満が溜め込んでしまうといいます。
「愚痴るヤツはかっこ悪い」という美学や価値観にこだわって愚痴を溜め込んでしまっていると、いつかメンタルの部分でガタが来ます。だからこそ、愚痴を言える相手を見つけておくべきなのです。もちろん、ほかにストレス解消の手段があれば、そちらを行うのも良いでしょう。
本書では「就活」からはじまり、「仕事」「転職」「挫折」「組織」など、9つのトピックから20代の黄金ルールを教えていく本書。
かなり厳しい内容もありますが、20代で学んだ数々の成功や失敗は、30代、40代になったときに的確な意思決定が出来るようになるために大切な要素となります。さらにあなたが先輩や上司になったとき、部下や後輩たちにそれらを伝えることができるのです。
実りのある人生を送るために、まずは仕事に没頭してみてはいかがでしょうか。
(新刊JP編集部)
1962年、群馬県生まれ。株式会社リクルートを経て、アメリカ国際経営大学院(サンダーバード校)MBAを取得。リクルート時代はINS事業部において、社内ネットワークシステムの営業を担当、2年間に80社以上の新規受注をあげ、全国トップセールス一度、2位一度、一貫して営業畑を歩む。社内QC活動においても、社内ネットワークシステムの販促ツール、販促企画で2年連続全国入賞を果たす。 米国へのMBA留学を経て、帰国後は1年間、出版社で雑誌創刊のインターンシップを経験。1994年1月オーダーメイド型営業研修および法人営業コンサルティングを展開するエマメイコーポレーションを創業、現在に至る。また、ビジネス書作家としてベストセラーも記している。
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