


「論理がすべてだと間違って理解してほしくないんです。論理とは、人間の感情や価値観を組み込んだ上で構築するもの。
無味乾燥なものではなく、信頼や愛情、思いやり、熱意が必要なものなんです」
渡辺さんは現在、この論理的思考を軸とした教育事業を展開している。そこで感じたのは、論理的思考を間違って教えたら、頭でっかちで、知りもしないことをとうとうと語り、周りの声に耳を傾けない「痛い人」になってしまうという危機感だった。スキルだけに偏るのではなく、もっ
と深く人を理解しなければ、より良い人間にはなれない。
―この世に足りないものは「詩人」でも「政治家」でもない。厳しい現実の社会で生活する中で、圧倒的な想像力、そして、覚悟と気概を持って、「人々の行動が変わる域」まで社会の構造を変えることのできる人―それが渡辺さんの考えるより良い人間像であり、新著の神髄である。
つづきは
GQ JAPAN.8月号をご覧下さい。

『自分の答えのつくりかた』
渡辺健介著
/ダイヤモンド社


『The Penguin Book of 20th-Century Speeches』
Brian MacArthur 編


文章の書き方
辰濃和男著/岩波新書


『辰濃和男の天声人語』(人物編、自然編)
辰濃和男著/岩波新書

