書誌情報
- 単行本(ソフトカバー)
- 出版社: 致知出版社
- 著者:北尾吉孝
- ISBN-10: 4884747739
- ISBN-13: 978-4884747732
- 発売日: 2007/3/12
目次情報
- はじめに
- 第一章 人間は仕事の中で成長する
- ●働く目的をどこに求めるのか
- ●いい仕事をする前提にある人間としての成熟
- ●仕事がもたらす人間的成長とご縁
- ●どうすれば天職に巡り合えるか
- ●自分がわからなければ、働き方もわからない
- 第二章 古典が教えてくれたこと
- ●私の精神を形づくってきたもの
- ●古典が私に授けた五つの人生観
- ●私の読書術
- 第三章 あえて艱難辛苦の道を行く
- ●私が金融の世界を目指した理由
- ●難しいからチャレンジする価値がある
- ●夢はできるだけ大きく持つ
- ●絶えざる挑戦が社会を動かす
- ●仕事を成功に導く心の持ち方
- 第四章 誰でも仕事の達人になれる
- ●仕事ができる人の考え方を学ぶ
- ●成功するまでやり続ける
- ●仕事の達人になるための勉強法
- ●「運」と「機」をつかまえる
- ●すべての前提に健康がある
- ●徳を高めることが仕事を成功に導く
- 第五章 天命をまっとうして生きる
- ●限りある命だからこそ
- ●使命を求めて生きる
- ●豊かな社会と精神的な気高さを両立させる
- ●よりよく生きるためになすべきこと
- ●法律が許してもやってはいけないことがある
著者の北尾吉孝氏はSBIホールディングス代表取締役執行役員CEOである。これだけではピンと来ないと思うので、印象的なエピソードを付け加えると、2005年のライブドアによるニッポン放送買収問題で、フジテレビ側のホワイトナイトになった人物だ。
これで「ああ、あの時の!」と頷く読者も多いだろう。
そんな北尾氏の人生論、仕事論が綴られているのが本書だ。
北尾氏は父親の影響があり、中国古典に通じている。本書でも、古典におけるさまざまな印象的な言葉を引用しながら北尾哲学を表現している。
まさに、「先人に学ぶ」といったところだろうか。
「仕事とは何か」、「人生とは何か」。
「致知出版」が広める、「人間学」の要素がぎっしりつまった一冊だ。
また、装丁の特徴として、一文字一文字の字が大きくとても読みやすくなっている。さらに、印象的な言葉や文章はより大きく、太い明朝体で1ページかけて書かれており、心の隅々までじわっと染み入ってくるようである。
就職してもすぐに会社を辞めてしまう人が増えている現代社会。「何のために働くのか」という疑問に悩む若者は尽きない。そんな若者たちに勧めたい。





