新刊くん

ペガサスさんコース 一日30分の本の読み聞かせは、「金の卵を産む鶏」に匹敵する創造的な頭を育てます!

こころを育てる七田式
えほんシリーズ

ペガサスさんコース

定価: 3000円
出版: しちだ・教育研究所

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解説

 「しつけは絵本でするといいんだ」
 これは、七田式教育の創始者である七田眞さんの言葉です。

 説明しにくいことも、絵本を通すことで子どもに伝わることがありますし、そこで親子のコミュニケーションも生まれます。
 そんな、“しつけが出来る絵本”として支持を集めているのが「こころを育てる七田(しちだ)式 えほんシリーズ」です。

 例えば「情けは人の為ならず」ということわざの意味は、「情けは人のためにならない(だから情けをかけてはいけない)」という意味ではなく、「情けを人にかけるとめぐりめぐって自分のところにやってくる」という、 とてもポジティブな意味です。
 しかし、「人に親切にすることの大事さ」や「親切にすれば、自分のためにもなる」ということを子どもに教えるのは、なかなか難しいのではないでしょうか。

 新シリーズ『ペガサスさんコース』に収録されている6作品の一つに「にじいろのバトン」という物語があります。
 小学校1年生のななちゃんは元気な女の子。朝、玄関で学校に行く準備をしていると、お父さんの靴が汚れていることに気づきます。一生懸命磨くななちゃんに、お父さんはお礼に、と虹色のバトンを渡します。

 「このバトンはひとにしんせつにしてもらったら、おれいにわたすバトンなんだよ。つぎはあなたにいいことがありますようにってね。」

 学校が終わり、雨が降って帰れずにいたななちゃん。そんなとき、友達のいくちゃんが「わたし、かさをもっているから、いっしょに、かえろうよ。」と誘います。ななちゃんはいくちゃんにお礼として、朝にお父さんからもらったバトンを渡します。
 次の日、いくちゃんが歩いていると、おばあさんからきれいな花を受け取ります。いくちゃんはお礼にと、ななちゃんからもらった虹色のバトンをおばあさんに渡します。さらにおばあさんは、駅の階段で荷物を持ってくれた男の子に虹色のバトンを渡します。
 小さな親切の連鎖によって、虹色のバトンは人から人へとつながれます。

 日曜日、ななちゃんとお父さんが公園へ遊びに行くと、風船が木に引っ掛かって取れなくなったと男の子が泣いています。お父さんは木に登り、風船をとってあげました。すると、その男の子は「これをあげるよ!」と虹色のバトンを差し出したのです。
 「にじいろのバトンがもどってきたね!」と喜ぶななちゃんに、お父さんは「ほらね。ひとにしんせつにすると、かならずじぶんにかえってくるんだよ。」とにっこり笑って言いました。

 この「にじいろのバトン」は、コーチングで有名な木下晴弘さんが書き、絵本作家の山本祐司さんがイラストを担当しています。
 6つの物語がセットになった七田式の絵本セット『ペガサスさんコース』の特徴の一つはその部分で、木下さんだけでなく、ビジネス書や自己啓発書の作家をはじめ、エッセイスト、絵本ソムリエなど、執筆陣はバラエティ豊か。それぞれの物語には、子どもに伝えにくい「教訓」が理解できるように易しく織り交ぜられています。

 親子のコミュニケーションに絵本がいいというのは、しちだ・教育研究所の七田厚さん。伝えにくいこと、教えにくいことでも、絵本なら一緒に楽しみながら学ぶことができます。もっと子どもとコミュニケーションを取りたい、子どもにもう少しちゃんとしてほしい…と思ったときはこの絵本シリーズを一緒に開いてみるといいかもしれませんよ。
 (新刊JP編集部)

著者プロフィール
ゆずりあうと…
志賀内 泰弘 著者近影
24年間金融機関に勤務後独立し、コラムニスト、俳人、飲食店プロデューサー、経営コンサルタント、ボランティア活動など幅広く活躍中。
講演や研修講師としても引っ張りだこで、学校やサービス業を中心に人材育成の分野での信頼も高い。
「プチ紳士・プチ淑女を探せ!」運動代表(http://www.giveandgive.com)として、思いやりいっぱいの世の中をつくろうと、「いい人」「いい話」を求め、東奔西走中。
中日新聞や月刊紙「プチ紳士からの手紙」などの連載をはじめ、著書に「毎日が楽しくなる17の物語」「なぜ、あの人の周りに人が集まるのか?」(共にPHP研究所)、「なぜ、「そうじ」をすると人生が変わるのか?」ダイヤモンド社、「ようこそ感動指定席へ!言えなかった『ありがとう』」ごま書房新社など多数ある。

よかった、よかった。
中井 俊已
私立小中学校に勤務後、多くの人が元気で幸せになることを願って、
現在は、作家・教育評論家として執筆・講演活動に幅広く活躍中。
著書に『元気がでる魔法の口ぐせ』『ラッキー!』『ハッピー!』『マザー・テレサ愛の花束』(以上、PHP研究所))『きっと勇気がわいてくる魔法の言葉』シリーズ(汐文社)『イラッとしたときやさしくなれる本』(成美堂出版)『男の子って、どうすれば勉強するの?』(学研教育出版)など約50册。
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はじめまして
醍醐 千里 著者近影
神奈川県横浜市在住。詩人・エッセイスト・朗読家
魂の約束』サンマーク出版
アンソロジー『恋日和』PHP

ホームページ  http://chisato-daigo.jimdo.com/
  ブログ      http://chisato37.exblog.jp/

わけたらふえる?
入江 富美子 著者近影
上田安子服飾専門学校卒業後、服飾デザイナーとして活動。
海外でのファッションショーなどを経験。その後会社を立ち上げる。体を壊した事を機に、癒しの世界へ転向する。
アロマテラピー、整体、気功、心理学を学び、アロマテラピストとして、プロ養成専門学校講師として活動。
その他、自己受容などの「ありのままの自分の「存在」を育てていく」ことをテーマにしたBEペアレンティングセミナー主宰。これまでの経験を経て、未来の子どもたちに「あなたのままで大丈夫」と言うメッセージを残したいと言う思いから、2007年映画「1/4の奇跡~本当のことだから~」を発表。16万人を動員し、世界16ヶ国で上映される。
その後、「光彩~ひかり~の奇跡」を発表。3作目「天から見れば」はNY国連イベントにて上映される。
現在、本の執筆、国内、海外での講演の他、ワークショップを全国で展開している。
著書に「1/4の奇跡~もう一つの、本当のこと~」三五館がある。
地元大阪のエージェント 株式会社スペック所属。

【入江富美子オフィシャルサイト】http://www.iriefumiko.com/
【映画配給、講演のお問い合わせ】http://specgroup.jp

うごかないうごかない
岡田 達信 著者近影
兵庫県生まれ。住宅メーカーで技術系管理職を経て、人材開発部門で社員教育に携わる。絵本と心理学・自己啓発法の共通点を利用したプログラム“絵本セラピー”を考案、3年間で2000人以上が参加。マスコミにもたびたび掲載されている。絵本セラピスト協会代表。日本メンタルヘルス協会公認心理カウンセラー。一級建築士。大人のための絵本セラピー活動を全国で展開中。

絵本セラピスト協会ホームページ
http://www.ehon-therapy.jp
メールマガジン「絵本のソムリエ通信」
https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=172603

にじいろのバトン
木下 晴弘 著者近影
1965年、大阪府生まれ。株式会社アビリティトレーニング代表。学生時代に大手進学塾の講師経験で得た充実感が忘れられず、銀行を退職して同塾の専任講師になる。生徒からの支持率95%以上という驚異的な成績を誇り、多くの生徒を灘校をはじめとする超難関校合格へと導く。「感動が人を動かす」をモットーに、学力だけではなく人間力も伸ばす指導は、生徒、保護者から絶大な支持を受ける。以後10年にわたり、講師および広報・渉外・講師研修などさまざまな業務に携わる。
2001年に独立し、株式会社アビリティトレーニングを設立。
最前線で教鞭を振るってきたノウハウをもとに、全国の塾・予備校・学校で、「感動授業開発セミナー」「子どもたちがやる気になるセミナー」「保護者の魂を揺さぶるセミナー」「モチベーションを高めるセミナー」などを行う。
受講者は18万人を超え、「泣けるセミナー」として大きな注目を浴びている。著書に、『涙の数だけ大きくなれる!』(フォレスト出版)、『しあわせの教科書』(アチーブメント出版)、『ココロでわかると必ず人は伸びる』(総合法令出版)などがある。

著者ホームページ
http://www.abtr.co.jp/

書籍情報