仕事について語られる時によく言われるのが「20代は土台固めの時期」というもの。
しかし、一口に「土台固め」と言われても、何をすればいいのかわからないという若者は多いはず。本を読んで知識を得ようにも、書店にある20代向けのビジネス書は、きわめて優秀な著者によって書かれていたり、あまりにも現実離れした内容だったり、読者が「これなら自分でも実践できる」と思える本は案外少ないものです。
本書の著者、清水克彦さんは少年時代・高校・大学と、すごく優秀なわけではないが、ダメでもない道を歩んできた、いわゆる「普通の人」。しかし、普通の人が普通の人生で得た経験をもとに書かれた本書だからこそ、多くの人が親しみを持って読むことができる内容になっています。
現在はラジオプロデューサーやキャスターとして活躍する清水さんが語る20代の過ごし方とは一体どのようなものなのでしょうか。
その答えを、清水さんがインタビューで語ってくれました。
第1章 最初の3年⇒「自分の箱」から出てみると、何かが変わる!
第2章 仕事⇒まずは一度、チームプレーに徹してみる
第3章 コミュニケーション⇒相手に一歩、踏み込んでみる
第4章 プライベート⇒時間の使い方を自分中心に考えてみる
第5章 人生戦略⇒「いつかきっと」ではなく、今すぐやってみる
清水 克彦
ラジオプロデューサー/ジャーナリスト/ビジネス作家/江戸川大学講師。
1962 年愛媛県生まれ。早大大学院公共経営研究科修了。文化放送入社後、政治・外信記者を経て、米日財団メディアフェローに選ばれ米国留学。帰国後ニュースキャスター、政治担当キャップ、江戸川大学メディアコミュニケーション学部講師など歴任。複数の顔をもつサラリーマンとして知られ、朝の情報ワイド番組「吉田照美ソコダイジナトコ」の責任者を務める傍ら、RNB南海放送「木藤たかおの日曜プレスクラブ」コメンテーター、政治・教育ジャーナリストとしても活動中。
著書にベストセラー『頭のいい子が育つパパの習慣』や『残業ゼロで自分を伸ばす! 40歳からの時間術』(PHP 文庫)、『ラジオ記者、走る』(新潮新書)ほか多数。