「やる気」というのは人が、組織が成長するために最も必要な要素だが、「大不況」「金融危機」「100年に1度」 …などと言われていると、「やる気」も消え失せてしまいそうになる。働いても働いても、この真っ暗な世界を抜け出す光明が見当たらない、と来れば人も組織も疲弊するのは当然だ。
本書『だから社員がやる気になる!』の著者の小西正行氏は、本書でそうした疲弊する現状を打破する処方箋を提示してくれる。
よく考えて欲しい。人が、組織が成長するために何が必要なのか。
それは個々人のビジョンであり、組織が目指すべき目標、理念だ。
第二次世界大戦後の日本が、何もない状況から何故ここまで成長できたのか。それは日本人たちの「豊かな生活をしたい」という必死な想いに他ならない。
そして、全員が一丸となり、ここまで上り詰めてきた。私たちの今の生活は、そうした人々の結実した想いの上にある。
それは会社経営でも同様である。
だからこそ、会社に携わる者全員が目線を同じにし、理念を共有しながら個々で成長しない限りは会社が成長しないのだ。
社員のやる気をあげる技法がタップリと詰まった一冊。
本書を手にとった瞬間から、あなたの会社は一歩先に行けるのだ。
(新刊JP編集部)