「シゴタノ!」 大橋悦夫さんの1冊
1974年、東京生まれ。ブロガー、セミナー講師、デジタルハリウッド講師。ブログ「シゴタノ! 仕事を楽しくする研究日誌」主宰。ブログ記事の執筆を中心に、仕事のスピードアップ・効率アップ・やる気アップをテーマとしたセミナーや研修を手がけ、20〜30代のビジネスパーソンに人気を博す。著書に『成功ハックス』『ライブハックス』『チームハックス』『スピードハックス』などがある。
『シゴタノ!』
『仕事と幸福、そして人生について』 著者:ジョシュア・ハルバースタム 出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン 定価(税込み):1680円
◆本書の読みどころ◆
本書には、無数の「名言」がちりばめられている。例えば「わたしたちは仕事によって、望みのものを手に入れるのではなく、仕事をしていくなかで、何を望むべきかを学んでいく」「自分の期待感を仕事の現実の姿に合わせるのが、仕事を楽しむための鍵だ」「行動への最大の報酬は、その行動をさらに続けられるようになることだ」などなど。
とはいえ、本書は単なる名言集では終わらない。自分と仕事の関係を改めて問い直し、仕事とは自分にとっていったい何なのかを再定義し、今後どのように仕事と向き合っていくのかを、借り物ではない自分の言葉で明言できるようになるための道しるべとなってくれる一冊だ。
◆本書を選んだ理由◆
2003年に『人は仕事を通じて幸福になる』との邦題で出版された原題『WORK』の6年越しの復刊。原書はさらにさかのぼる2000年刊。それだけに、統計データや事例など、見た目における時の風化を免れ得ない部分があるものの、発するメッセージそれ自体にはいささかの古さも感じさせない。
仕事といかに付き合うか、という普遍的なテーマを扱っているだけに、異なる世代同士であっても、本書を媒介にしてディスカッションをすることで、お互いの意識や方向性をすりあわせることができるだろう。そういう意味では、一人で読むよりもむしろチームで読み合わせることで、その真価を発揮できるはずだ。
職場を活性化させたい若きリーダーに是非読んでいただきたい。

