だれかに話したくなる本の話

魅力ある「キャラクター」とは? ワークショップ形式で学べるキャラクター作りの実践本

株式会社アスキー・メディアワークスは、4月11日に『キャラクターメーカー 6つの理論とワークショップで学ぶ「つくり方」』を刊行した。著者は大塚英志氏、税込価格は780円、新書判。

 マンガやゲーム、ライトノベルズなど、ジャンルを問わずに登場する「キャラクター」。その「キャラクター」が作品の成否を決定付けるだけではなく、作品から離れ、商品として消費されたり、あるいは二次創作に使用されたりするなど、その影響力は計り知れない。本書はそんな魅力的な「キャラクター」をつくるための入門書となっている。
 本書では、手塚治虫の漫画や宮崎駿のアニメなどのキャラクターを例に出しながら、学問的見地を交えて、「キャラクター」という存在を理論化し、説明している。さらに各章の終わりには、ワークショップ形式で読み進めることができる「キャラクター」づくりの方法が掲載されており、クリエイター志望の読者にとっては必読の一冊だ。
 著者の大塚英志氏は神戸芸術工科大学教授で、評論家、小説家、漫画原作者など多彩な顔を持っている。『物語消費論―「ビックリマン」の神話学』(新曜社)『「おたく」の精神史―1980年代論』(講談社)などの評論や、少年エース等で連載した「多重人格探偵サイコ」シリーズの原作を手がけるなど幅広く活動中。