だれかに話したくなる本の話

甲子園の夏を盛り上げる『週刊 甲子園の夏』が創刊

よいよ各地で第90回全国高校野球選手権記念大会の地方大会が始まった。今大会でも、高校球児たちの熱い戦いが繰り広げられることが予想される。
 そんな90回目の節目を迎える今大会を記念し、朝日新聞出版は週刊朝日百科「週刊 甲子園の夏」を創刊した。定価は創刊号のみ400円、2号以降は580円(いずれも税込み)。毎週火曜日に刊行し、全20巻を予定している。

 6月10日に刊行された創刊号では、PL学園のKKコンビに沸いた第66回大会(1984年)から第68回大会(1986年)を特集。記憶に残る名試合のドキュメンタリーがスコアとともに掲載されている。また、王貞治氏と奪三振の大会記録(83奪三振)を持つ板東英二氏の対談など、魅力的なコンテンツが満載だ。
 本誌は現在、4号まで刊行されており、7月1日に刊行されたばかりの最新号(第4号)では第49回大会から、甲子園のアイドルとして大人気だった太田幸司選手が活躍した第51回大会の名勝負が再現されている。

 朝日新聞出版分冊百科編集部の長島彩路さんは「創刊して以来、書ききれないほどの熱い思いが込められた読者メッセージをたくさん頂いています。勝者だけでなく敗者もまた主役である甲子園の名勝負が、多くの人々の記憶に刻まれてきていることを実感しています」とコメントしている。
 新旧の名選手たちの活躍や名勝負のほかにも、「甲子園最速投手」やデータを掘り起こした「数字でみる甲子園」などの連載も充実しており、新たな甲子園の魅力を知ることができそうだ。