だれかに話したくなる本の話

「マンガ大賞2009」に末次由紀さんの『ちはやふる』

マンガ大賞2009」の受賞作が24日、発表され、末次由紀さん作の『ちはやふる』(講談社)が大賞を受賞した。

 『ちはやふる』は講談社から出版されている女性マンガ雑誌『BE・LOVE』に連載中。「競技かるた」を題材に、主人公・綾瀬千早や、千早を取り巻く人々の成長を描く少女マンガだ。現在、コミックスは4巻まで刊行されている。

 同日行われた授賞式では、欠席した末次さんの代理として担当編集者が出席。プレゼンターは昨年度、大賞に輝いた『岳 みんなの山』(小学館)の作者である石塚真一さんが行った。

 マンガ大賞は、書店のマンガ担当者を中心にマンガ好きが集まり、「勧めるならコレ!」や「面白い!」と思うマンガを選定する賞。対象は最新刊が8巻までの作品となっている。
(新刊JPニュース編集部)

▼「マンガ大賞2009」最終選考ノミネート作品は以下の通り(敬称略)
『宇宙兄弟』小山宙哉
『3月のライオン』羽海野チカ
『深夜食堂』安倍夜郎
『青春少年マガジン1978-1983』小林まこと
『聖☆おにいさん』中村光
『ちはやふる』末次由紀
『とめはねっ!』河合克敏
『トリコ』島袋光年
『ママはテンパリスト』東村アキコ
『よんでますよ、アザゼルさん。』久保保久