だれかに話したくなる本の話

第4回ダ・ヴィンチ文学賞に朱野帰子さんの『ゴボウ潔子の猫魂』

読者より公募した「読者100名審査員」が選考を行う第4回ダ・ヴィンチ文学賞メディアファクトリー主催)の受賞作が10日、発表され、朱野帰子(あけの・かえるこ)さんの『ゴボウ潔子の猫魂』が大賞に決まった。贈賞式は6月1日に行われる。副賞は賞金100万円。

 ダ・ヴィンチ文学賞は2006年に創設された公募型の新人文学賞で、公募で集まった100人の読者が選考に参加する。大賞受賞作はメディアファクトリーから単行本化される予定。
 これまでに、真藤順丈氏『地図男』(第3回)、瀧羽麻子氏の『うさぎパン』(第2回)、前川梓氏の『ようちゃんの夜』(第1回)がそれぞれ大賞を受賞している。

 また、現在『ダ・ヴィンチ』の公式サイト「WEBダ・ヴィンチ」では第5回ダ・ヴィンチ文学賞作品を募集している。募集締め切りは2010年1月11日。詳しくは、「WEBダ・ヴィンチ」を参照のこと。
(新刊JPニュース編集部)