だれかに話したくなる本の話

『やまなし』に登場する「クラムボン」の正体とは? 想像力をフルにして描いてみた!

んにちは、新刊JP編集部のカナイです。
突然ですが、宮沢賢治の「やまなし」という詩は多くの人が知っているはずです。
二匹の蟹の子どもたちの不思議な会話。

「クラムボンはわらったよ」
「クラムボンはかぷかぷわらったよ」

この「クラムボン」という謎の存在は、子どもたちの会話の中では殺されてしまいます。そして、また子どもたちは「クラムボンは笑った」と言い出すのです。

「クラムボンとは一体何か」という問いは、「やまなし」を読んだことがあるならば誰しも考えたことがあるはずです。私自身、小学校の授業でこの「やまなし」を読んだときに、「クラムボン」という語感の響きと存在感の強さから、みんなで絵を描いたりして、想像し合った記憶があります。

「やまなし」を読んだのは確か二学期のことで、この時期になると、ふと「クラムボン」とはなんだろうと思い出します。そこで今回新刊JPのスタッフたちに、「クラムボンを絵に描いてみてください!」とお願いし、それぞれ描いてもらいました。

1)


鳥? ドラ○もんの袋みたいなものがついていますが…。

2)


なんとなく正統派クラムボンだと思いました。「やまなし」のイメージをちゃんと受け継いでいるかも?

3)


THE・奇妙。こんなんいたら嫌だ…。

4)


アメーバですかねえ。しかも、なんか光ってますけど…。

5)


この絵の作者の壮大なメッセージ性を感じます。

6)


蟹か…。

7)


もう一人、蟹か…。しかも簡略化されている。

8)


呪われそう。

「クラムボン」はいろいろな説があり、「光」や「泡」と考える人もいるようです。しかしながら、実際はその正体は謎。だからこそ、この「やまなし」は大人になっても印象に残るのでしょう。

ちなみにスタッフの中で蟹を書いた人は、「挿絵のイメージに引っ張られた」と言っていました。あなたの想像する「クラムボン」は、どんな姿をしていますか?

(新刊JP編集部/カナイモトキ)