だれかに話したくなる本の話

「掃除自体が、暮らしの中のヨガ」 しなやかに生活するためのヒント

ミニマリスト、ナチュラルライフ、ロハスなど、多様な生き方を追求する人が注目されるようになったが、そういった生き方とはまた違い、どうすれば健康で、心地よくラクな暮らしができるのかを追求するシンプルライフを実践している人がいる。

ヨガインストラクターのみうさんによる『ヨガとシンプルライフ』(ワニブックス刊)は、「使わない美容法」「引き算のファッション」「掃除を簡単にするコツ」「ヨガの基本」まで、心も体も心地よく、しなやかに暮らすためのヒントを紹介している。

著者のみうさんは、「ヨガをするスペースが欲しい」というきっかけからシンプルライフに目覚める。

そして、現在は「しなやかな体・心・暮らし」をテーマにヨガの練習や生活の楽しみをつづったブログ「ヨガとシンプルライフ」が、月間60万PVを超えるほどの人気に。本書はその人気ブログを書籍化したものだ。

■掃除自体が暮らしのヨガである

片付けも掃除も苦手という女性も少なくないはず。

みうさんも、もともと掃除があまり得意ではなかった。しかし、ヨガを始めてから部屋が片付き、掃除も好きになったという。

ヨガには、「シャウチャ=清潔に保つ」という教えがある。これは、心身だけでなく外側も清潔に保つこと。ポーズをする前に実行すべき大切な教えだ。マットを清潔にし、部屋を片付ける。掃除自体が、暮らしの中のヨガなのだ。

■3つのルールで掃除を簡単にこなす

みうさんは、掃除を簡単にこなすためのルールを3つ設けている。

1つ目は、汚れは溜めないうちに。夜、お風呂に入ったついでに、排水溝や溝をブラシで磨く。できるだけラクにきれいを保てるよう、気軽にできることをちょこちょことやることがポイント。

2つ目は、ついで掃除を心掛けること。2階のベランダに洗濯物を干すときに物干竿を拭くための雑巾を一緒に持って上がり、帰りに階段を拭きながら下りてくる。こういったこまめな「ついで掃除」は、後々のラクに直結する。

3つ目は、1日のウォーミングアップ習慣。朝の仕事の1つに家全体の雑巾がけをすると、体が温まり、全身運動にもなる。運動と掃除が一緒にできると思えば、やる気も出るものだ。

積み重なった汚れを落とすのは、面倒だし、汚れも落ちにくい。大切なのは、早めの対処と掃除のしやすい環境ということだ。

みうさんは、ヨガをすることが、そのまま「シンプルな暮らし」へとつながったという。毎日の生活を大事にすることで、仕事やプライベートの充実にもつながっていくのだろう。

部屋をきれいにしたい。シンプルな生活をしてみたい。ヨガに興味がある。そんな女性は、本書からたくさんのヒントを得られるはずだ。

(新刊JP編集部)

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