だれかに話したくなる本の話

ハロウィーンで発見! コミュニケーション下手で悩んでいる人がコスプレをすべき理由

東京・渋谷には、ハロウィーンにちなんだ思い思いの仮装をした人が集まり、駅前の広場やセンター街は盛り上がりを見せている。

スクランブル交差点で、見ず知らずの人とハイタッチを交わす姿を目撃したり、コスプレのコンセプトが近い人同士で集合写真やプリクラを撮影する姿など、初対面の人とも打ち解けた友人のように接して楽しむシーンを度々目にした。

■ 「別の何者か」になれる感覚を楽しむ

渋谷でハロウィーンを楽しむ人たちには、服装を着替えただけの「ライト組」から、全身タイツに顔を白塗りしたような「本格派組」、普段の服装に血のりや切り傷風メイクを施した「一見ナチュラル組」などにパターン化される。

しかし、彼らに共通して言えるのは、普段は絶対外に出歩かないような服装やメイクで渋谷を歩き、「別の何者かになった感覚」を楽しんでいるということだ。

センター街の片隅に佇んでいたら、3人組の女性からスマホのシャッターを押してほしいと声をかけられた。撮影後に3人に話を聞いてみたところ、全員が今日知り合ったばかりだという。

■ コスプレが対人能力をブースト

魔女のような仮装をしたトモコさん(21歳・大学生・仮名)は、「コスプレしてるときって自分じゃない誰かになってるみたいで、色んなことに気を使わずに盛り上がれるからすごく楽しい」と、開放感を楽しんでいる様子。

本格的な化け猫のようなメイクを施したミサさん(22歳・フリーター・仮名)は、「メイクで顔が分からないから、恥ずかしいっていう気持ちが普段よりもない気がする」と、顔が隠れることで普段はない積極性が出ていることを話してくれた。

セクシーなドレスに血のりで装飾された姿のユリナさん(年齢内緒・接客業)は、「今日はこのまま、前から行ってみたかったホストに行ってみたい(笑)今なら行ける気がする」と、普段よりも開放的な気分から挑戦する気持ちを後押しされている様子だった。

◇ ◇ ◇

この時期にしかできないような特殊なメイクや、コスプレは、イベントの楽しい気分を盛り上げるだけでなく、「別の何者かになれる感覚」が、コミュニケーションに積極的になったり、普段はやらないようなことに挑戦してみる気持ちになったりしているようだ。

この「別の何者かになれる感覚」を、日常生活にも違和感のない形で応用できるとすれば、対人関係に不安のある人にとっては意外な助けとなるのかもしれない。

(新刊JP編集部)

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