だれかに話したくなる本の話

葛飾北斎に再評価の波「美術手帖」の特集にコムアイら現代アーティストが集結

日本を代表する絵師として、今でも高い人気を誇り、世界中のアーティストに影響を与え続けている葛飾北斎。

その北斎に特化した美術館として11月22日に新たにオープンする「すみだ北斎美術館」の開館に先駆けて『葛飾北斎 2016年 12 月号』(美術出版社)は増刊号で北斎の魅力に迫る。

北斎

■森羅万象、この世もあの世もすべて書いた絵師

北斎といえば森羅万象、この世のものも、あの世のものも、すべてを描いたとされる。その中には春画も含まれ、本号では北斎による春画について、春画研究者・石上阿希さんが解説。もちろん北斎の粋なセンスがビシビシ伝わる選りすぐりの名画も収められている。

また、北斎の特筆すべき点として、現代のアーティストに与えた影響がある。彼から今学べるものとはなにか。チームラボとして波を作品化した猪子寿之さん、杉浦日向子さんのマンガ『百日紅』を映画化した原恵一さん、今年ヨーロッパを巡回中の「マンガ・北斎・漫画-現代日本マンガから見た『葛飾北斎』」展に参加したマンガ家の五十嵐大介さん、美術家・マンガ家の横山裕一さんらがその影響力について語っている。

北斎

本号ではグラビアとして、「水曜日のカンパネラ」のコムアイさんも登場。海外に流出して100年あまり行方知れずだった名画「隅田川両岸景色図巻」の舞台となった隅田川を散策するコムアイさんにも注目だ。

(新刊JP編集部)

『葛飾北斎 2016年 12 月号』

葛飾北斎 2016年 12 月号

最近ではポップアートとしての評価が高いようです。

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