だれかに話したくなる本の話

男から見ても女から見ても「みっともない女」3つの行動パターン

上にへつらい、下には横柄な男性、異常にケチな男性、酔ったあげくに駅で諍いを起こす男性など、世の中を見渡すと「みっともないな」と感じてしまう男性は多いが、みっともないのは男性だけかというと決してそんなことはない。

オフィスに目を移せば時と場所を選ばずに泣く女性、頭を下げられない女性、言葉遣いに無神経な女性・・・こういった女性を「みっともない女」とし、女性論を語るのが、『みっともない女』(川北義則著、PHP研究所刊)の著者である川北義則氏である。

本書では、川北氏が見聞きしたエピソードを交えながら、みっともない女についての見解を述べていく。
川北氏は、東京スポーツ新聞社に入社し、文化部長、出版部長を歴任し、1977年に退社。その後、独立して日本クリエート社を設立する。出版プロデューサーとして活躍するとともに、生活経済評論家として新聞、雑誌などさまざまなメディアに執筆をしている。

■女の敵は常に女

本書では、川北氏が見聞きしたエピソードを交えながら、みっともない女についての見解を述べていく。

たとえば「女を目の敵にする女」である。

ある女性を目の前にして、その場にいないほかの女性を褒める。男性に置き換えるとあまりピンとこないが、女性同士だとこれが結構先鋭的な緊張関係を生むのである。なぜなら常に「女の敵は女」であり、永遠のライバルだからだ。

「彼女って、男性からはそう見えるのよね、本当はね・・・」
こうなると、その場にいない話題の主である「彼女」に針のような言葉を浴びせる。この反応は友人だけでなく、女優やアイドルにまで向けられるが、見ていて気持ちのいいものではないだろう。

川北氏は、これは「嫉妬」ではなく、女性は単にほかの女性と比較されるようなことを言われるのが嫌なのだとして、“女性は、己が世界で「唯一無二」のものになりたいのである”と述べている。

■恥じらいのない女

世の男性たちにとって、どんな女性が嫌いかと問われれば、「恥じらいのない女性」という答えが多数派になるだろう。二人で一緒にいるとき、あるいは友人との集まりの席などで、恥じらいを忘れるような女性は、ひときわ周囲の目を引いてしまう。

普段いかに物おじしない、活動的な女性でも、「スカートで膝を開く」「酔うとだらしない」といったところを見せると、それまで長所と見られていた活発さも輝きを失って見えるはず。こうなると、男性から見てもみっともないし、当たり前だが女性から見てもみっともない。

■何かとすぐに話の腰を折る女

「人の話をじっくり聞くことができない」
「人の話をすぐに引き取りたがる」
「テーマがズレても、自分の話に無理につなげる」
おしゃべりが好きな女性の話は、えてしてこういう展開になりがちだ。とにかく自分の話がしたいのである。

これは女性に限った話ではないが、他人の話の腰を折って自分の話をする人はみっともない以上に、嫌われてしまう。

「女性からの反発は覚悟の上である」という川北氏の正直過ぎるほどの女性論。「みっともない女」の行動に心当たりのある女性もいるかもしれない。思わず、普段の言動を振り返ってしまう1冊だ。

(新刊JP編集部)

みっともない女

みっともない女

多くのベストセラーで凛とした生き方について述べてきた著者が、腹を据えて語る女性論。

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