だれかに話したくなる本の話

「自分から身バレに走っているかも…」 こだまさんデビュー2作目はより“キケン”な一冊!?

『ここは、おしまいの地』著者・こだまさん

『夫のちんぽが入らない』(扶桑社刊)で衝撃的なデビューを飾ったこだまさん。その最新作となる2冊目の本『ここは、おしまいの地』(太田出版刊)が話題を呼んでいる。

前作は私小説だったのに対し、本作はエッセイ集。
カルチャー誌『Quick Japan』に掲載された文章を一冊にまとめているのだが、そのエピソードの可笑しさは、なにか突き抜けたものを感じる。 自身の体験のほかに、家族や同じ集落の人々、入院中に出会った人々などの身近な題材を、不遇な話も、下品な話も、すべてユーモア溢れる話に仕立て上げてしまうこだまさん。

インタビュー後編では、そんなこだまさんのルーツとなっている作家や、読者に伝えたいことについてお話をうかがった。

ここは、おしまいの地

ここは、おしまいの地

衝撃デビューを飾った著者の“ちょっと変わった”自伝的エッセイ。